みなさん、こんにちは。
そしてブログでは「紫」に注目してみました。
漢字の成立ち辞典(加納喜光著)によると、紫にある「此」は、止(足の形)+匕(ひっくりかえった人の形)で、足がそろわずつんのめるようすを示した形だそうです。
この此をもつ字は、
「ちぐはぐでそろわない」
「ギザギザな」
というイメージがあるそうです。ここから、
雌 此(ちぐはぐでそろわない)+隹(鳥) 翼をちぐはぐにたたんだ小ぶりの鳥。雌。
紫 此(ちぐはぐでそろわない)+糸 赤と青が不揃いに混じった中間色。
柴 不揃いに束ねた木。しば。
疵 ギザギザしたきず。
髭 ギザギザで不揃いな口髭。
嘴 くちばし。上下が不揃いな鳥の嘴。
となるそうです。
本文の紫塞、鶏田、赤城は、具体的にどこのなにを指しているのか、はっきりとわかっていないようです。
プリントにある「割鶏焉用牛刀」は、
「鶏を割くに焉(な)んぞ牛刀を用ひん」
と読みます。
論語の言葉で、孔子の弟子が小さな町を治めているのをみて、「子游がこんな小さな町を治めるなんて、もったいないなぁ」と孔子がいった言葉だそうです。
リンク先にあるプリントは千字文(岩波文庫)、漢字源(学研)などを参考にしてつくりました。
子どもが漢字を身につけるのに役に立つと思います。小学生のお子さんがいるお知り合いの方がいたら、よければこのブログを紹介してください。
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