後ほど編集して紹介したいと思うが、
鹿島鉄道のその後。
現在石岡駅から旧四箇村駅まではバス専用レーンに整備され、運用されていますが、先日時間があったので、旧東田中駅と旧玉里駅を見てきました。
そこそこモダンなバス停に生まれ変わっていたのですが、バス停名を見て少々笑えました。
「東田中駅」に「玉里駅」
そのまんまジャン。
工夫もへったくれもありません。
まぁ、ここにかつてそんな駅があったという意味ではいいのかも知れませんが、駅は既にないわけで！
どうなんでしょうね。
ところで、旧常陸小川駅のところに工事が入ったようですが、バス専用レーンの延長工事が始まるのでしょうか？
小美玉・茨城以外はアメブロへ投稿しています。
良かったらそっちも見てください。
玉里(たまり)駅
■位置
新治郡玉里村栗又四ケ(現小美玉市栗又四ケ)
東田中駅 -- 1.1km -- 玉里駅 -- 0.6km -- 新高浜駅
相対式ホーム2面２線無人駅
■開設
■名所、施設案内
株式会社コバヤシ 石岡工場
サンクス石岡玉里店
■コメント及び当時の写真
この駅の場所は元々昭和４６年１０月に玉里信号所として開業し、上り・下りの列車のすれ違う場所でしたが、昭和６３年４月に駅に昇格してます。
元々列車がすれ違うための設備として作られた場所であり、その構造を利用し、鹿島鉄道では珍しい上り・下りが別々の独立したホームとなっています。
開業後切符を駅前のクリーニング店「Mix Mini」で委託販売を行っておりましたが、平成１６年ごろに中止となったようです。
左右にホーム。
ホームにはログハウス風の待合所がそれぞれにあります。
1999/7/6撮影
後にこのログハウス風待合所は地元の高校生たちにより
センスの悪い色に塗り替えられました。
幼児の落書きじゃないんだから
「もっとしっかりやれ」
と、言う気持ちでしたね。
1999/7/6撮影
右側のホーム階段を下りたところの右が改札です。
左奥に見えるのが株式会社コバヤシの石岡工場
納豆の容器などを作っているようです。
1999/7/6撮影
新高浜駅方面を撮影
気動車から油漏れしているのでしょうか？
気動車が停車すると思われる位置が
黒ずんでます。
1999/7/6撮影
※進行形の文書はすべて過去形です。
子どもたちが描いた鹿島鉄道の未来
鹿島鉄道が廃線になる2年前の2005年。
沿線の小学生たちが『未来の鹿島鉄道』をテーマに思い思いの絵を描き、その絵が車内へ掲示されたことがありました。
このときはまだまだ誰もが廃線などということは考えもせず、純粋に存続を願っていたころだったと思います。
その車内に掲示されていた絵の写真を今改めて見て、当時の子どもたちの未来を創造する力に驚かされるばかりです。
そんな子どもたちの願いもむなしく、鹿島鉄道は2007年3月31日をもって廃線となってしまいました。
当時子どもたちが描いた絵を以下に紹介します。尚、我が子の絵もあったりしますが、どの絵かは内緒です。
2005/3/12撮影
2005/3/12撮影
2005/3/12撮影
2005/3/12撮影
2005/3/12撮影
2005/3/12撮影
2005/3/12撮影
2005/3/12撮影
2005/3/12撮影
2005/3/12撮影
巴川(ともえがわ)駅
■位置
鹿島郡鉾田町借宿(現鉾田市借宿)
借宿前駅 -- 2.3km -- 巴川駅 -- 1.3km -- 坂戸駅
島式ホーム1面2線無人駅
■開設
■名所、施設案内
借宿簡易郵便局
ダイヤグリーン倶楽部
青柳小学校
■コメント及び当時の写真
駅から出た県道8号線(小川鉾田線)の周りには集落が密集するが、駅より坂戸駅方面に１００ｍほど行ったところに流れている巴川沿いには田んぼが広がっています。
駅名はおそらく近くを流れる巴川にもっとも近いところに位置する駅ということで、この名前が付けられたものと思われます。
２００５年１月～２００６年１月にかけてTV放映された仮面ライダー響鬼（ヒビキ）のロケ地として使われたことがあります。
『てつ』と『えき』の字がいかにも情緒をかもし出してます。
2005/7/16撮影
駅前からホームへ向かう小道。
2005/7/16撮影
途中、地元青柳小学校が整備した花壇がありました。
2005/7/16撮影
駅内踏切？を渡って島式ホームへ
2005/7/16撮影
ホームには待合室があります。
2005/7/16撮影
ホームより坂戸駅方面を撮影。
写真では分かりづらいが、この先に鉄橋があり
巴川を渡ります。
2005/7/16撮影
ホームより借宿駅方面を撮影。
2005/7/16撮影
ホームへ上るスロープ。
写真中央奥の白いプレハブ小屋の辺りが駅入り口となります。
2005/7/16撮影
新しい砕石を最近補充したようです。
2005/7/16撮影
この小屋は？
何かの設備小屋でしょうか？
2005/7/16撮影
小屋の脇にはアンテナも立ってます。
2005/7/16撮影
駅前通。
先に見える自動販売機の手前が
県道8号線(小川鉾田線)です。
2005/7/16撮影
※進行形の文書はすべて過去形です。
■その他
Youtubeにアップされたいる動画(勝手にリンクです)
・鹿島鉄道・巴川駅
借宿前(かりやどまえ)駅
■位置
鹿島郡鉾田町半原(現鉾田市半原)
榎本 -- 1.9km -- 借宿前 -- 2.3km -- 巴川
停留場型無人駅
■開設
■名所、施設案内
■コメント及び当時の写真
この駅から終点の鉾田駅までが、鉾田町内に位置する駅となっています。この駅の周りは純然たる超農村地帯で、駅前には民家が数軒(内１軒はたばこ屋)があるだけで、あとは畑、田んぼ、山ばかりです。
ちなみに、この駅へ地元民以外が、列車以外で行くのはほとんど不可能に近いのでは無いかと思われます。私も車で取材に出かけたのですが、この駅の近辺で約３０分ほど迷ってしまい、やっと見つけたときは感動もんでした。事前に鉾田町内に住む従兄弟に場所を教わろうとしたのですが、「説明できない」と、キッパリ断られてしまいました。
地元の方のためにフォローいたしますが、けして秘境ではありませんので、誤解しないようお願いします。道路だって、車がすれ違えないほどの狭さですが、そのほとんどが舗装されていますし、車だって通ります。(すれ違った車の大半はトラクターか軽トラでしたが！)
借宿前駅を正面から撮影しています。
手前の畑は、
昨日降った雪がうっすらと残っているのが分かりますか！
この駅の裏は３～４ｍぐらい下がっており、
下から見ると丘の上の駅といった感じです。
1999/2/20撮影
駅正面の写真を取り終わったところで、
向かって左側(榎本駅方面)から下り列車が運良くやってきました。
確かこの列車はKR500形だったと思います。
1999/2/20撮影
巴川駅に向けて発車！
1999/2/20撮影
ほとんど見えなくなりました。
1999/2/20撮影
少し、錆びついているところがなかなか情緒があって良いですね！
1999/2/20撮影
駅ホームから上り(榎本駅)方面を撮影した写真です。
左側に写っている民家が、駅前唯一のたばこ屋です。
1999/2/20撮影
駅ホームから裏側へ降りる階段です。
階段を下りると舗装されている道まで約１０ｍほど獣道が続いています。
1999/2/20撮影
時刻表
※進行形の文書はすべて過去形です。
東田中(ひがしたなか)駅
■位置
石岡市東光台
石岡南台 -- 1.0km -- 東田中 -- 1.1km -- 玉里
停留場型無人駅
■開設
■名所、施設案内
■コメント及び当時の写真
東田中駅付近は線路がひたすら真っ直ぐなため、隣駅を発車する列車を目視で確認することができます。(鹿島鉄道の線路は石岡駅を出発して左にカーブすると、そこから四箇村駅の先まで約４．５Kmぐらいが真っ直ぐになっています。高低差は若干ありますが！)
この駅は、昭和３９年１１月(私が生まれるちょっと前、東京オリンピックの年)に開業した、比較的新しい駅です。(そうでもないか！)近くには県立石岡商業高校があり、また、民家も多いため、１日の乗降客は比較的多い駅となっています。(朝夕だけ)
数年前に石岡市の運動公園が建設され、その最寄り駅となっております。ただ、この施設を利用する人のほとんどは、車でくるようです。結構大きな(贅沢な)施設です。
1999/3/7 本日はあいにくの雨、写真はちょっと暗めになってしまいましたが、我慢してご覧下さい。時間があったら、天気のいい日に再撮影したいと思います。
あ～、列車が来ている。
車を止めて必死に走り、やっと撮ったのが、出発してしまった右の写真です。
ちょっと障害物が多くてあんまりよくありませんね！
1999/3/7撮影
東田中駅を発車し、玉里駅に向かう列車。
雨が降っていたため、若干暗いようですが、ご了承願います。
1999/3/7撮影
駅案内板です。
他の駅と比べて比較的きれいだなと思ったら、
両隣の駅が１０年ぐらい前に新設した駅なので、
新しく作り替えられたんですね。
1999/3/7撮影
ホーム全景です。
右奥に見えるのが石岡市運動公園内にある体育館です。
1999/3/7撮影
ホームから石岡市運動公園方向を撮影。
柵の向こうはすべて公園施設です。
1999/3/7撮影
時刻表
※進行形の文書はすべて過去形です。
八木蒔(やきまき)駅
■位置
行方(なめかた)郡玉造町羽生(現行方市羽生)
桃浦 -- 2.1km -- 八木蒔 -- 1.6km -- 浜
停留場型無人駅
■名所、施設案内
すいません。思い当たるものがありません。霞ヶ浦は結構近いです。
■コメント及び当時の写真
八木蒔駅は、霞ヶ浦湖畔より少し内陸に入ったところに位置し、近くを走る国道３５５号線より、３００ｍ程下った小高い山に囲まれたところにひっそりとある駅です。ホームは片側だけの停留場型で、なかなか雰囲気のある駅となっています。
近くを走る国道３５５号線沿いにたっているかなり立派な駅案内板。
この看板がないと、私も駅の位置がわからないところでした。
この看板のところから車がやっと１台通れるような細い道を
３００ｍ程下ったところに八木蒔駅はひっそりとあります。
この看板の反対側にラーメン屋さん(どさん娘)があるから
すぐわかると思います。
1998/12/19撮影
道路から駅に向かう小道。
1998/12/19撮影
この駅、「やぎまき」とは濁らず、「やきまき」と読みます。
1998/12/19撮影
下り(浜駅)方面。
1998/12/19撮影
上り(桃浦駅)方面。
1998/12/19撮影
時刻表
※進行形の文書はすべて過去形です。
新高浜(しんたかはま)駅
■位置
新治郡玉里村栗又四ケ(現小美玉市栗又四ケ)
玉里駅 -- 0.6km -- 新高浜駅 -- 0.9km -- 四箇村駅
停留場型無人駅
■名所、施設案内
玉里総合運動公園/Ｂ＆Ｇ玉里海洋センター(現小美玉市玉里運動公園/小美玉市玉里Ｂ＆Ｇ海洋センター)
■コメント及び当時の写真
新高浜駅は、鹿島鉄道開業と同時に設けられた停留場型無人駅です。常磐線の高浜駅が先に開業していたため、頭に新をつけて、「新高浜」と名付けられたようです。ただ、このあたりを今は高浜とは呼ばないのですが、以前は新高浜駅周辺まで高浜と呼んでいたのでしょうか？(常磐線高浜駅周辺は今も高浜です。)
新高浜駅の全景です。
チョットわかりにくい写真ですが
横断歩道の先にあるのが新高浜駅です。
1999/5/1撮影
マナーは守りましょう！
最近マナーが悪い人が多いですよね！
お母さん気持ちは分かりますが、持ち帰りましょうね。
1999/5/1撮影
鹿島鉄道のほとんどの駅の掲示板は錆びついています。
これも歴史でしょうか？それともお金がないからでしょうか？
1999/5/1撮影
新高浜駅ホーム全景です。
この駅も停留場型となっています。
1999/5/1撮影
この駅は無人なのですが、なぜか改札口が有ります。
車掌がここに立って改札業務をするのでしょうかね。
1999/5/1撮影
１３時４７分発鉾田行きの気動車が入ってきました。
1999/5/1撮影
キハ６０１」だそうです。
1999/5/1撮影
この線路、何ともローカルぽくっていいですね！
この草の生え方情緒が有ると思いませんか
1999/5/1撮影
新高浜駅前を走る国道３５５号線わたると
玉里総合運動公園／Ｂ＆Ｇ玉里海洋センターがあります。
1999/5/1撮影
時刻表
※進行形の文書はすべて過去形です。
浜(はま)駅
■位置
行方(なめがた)郡玉造町はま(現行方市浜)
八木蒔 -- 1.6km -- 浜 -- 1.4km -- 玉造町
停留場型無人駅
■開設
■名所、施設案内
霞ヶ浦(駅の目の前です)
■コメント及び当時の写真
浜駅は、現在は霞ヶ浦湖畔の停留場型の駅ではあるが、もとは交換可能な駅で、駅員が配置されていたが、昭和３８年２月１日に交換設備が廃止され、同時に無人化されました。現在は全線で最も状況客が少ない駅の１つとなっています。
鹿島鉄道は元々鹿島神宮参拝客輸送を目的とし敷設され、この浜駅で下車し船に乗り換え、大船津までの航路とそこからバスにより、鹿島神宮へと人々は参拝に向かったようです。しかし、現在はその歴史的賑わいは全くなく、霞ヶ浦湖畔に小さな駅舎(待合所)があるだけの寂しい駅となっています。
浜駅駅舎。
上り(八木蒔駅)方面を撮影。
1998/12/19撮影
浜駅駅舎。
下り(玉造町駅)方面を撮影。
1998/12/19撮影
夕日を浴び、赤く染まる駅案内板。
1998/12/19撮影
浜駅より、霞ヶ浦湖面を撮影。
カメラがイマイチのため、あまり綺麗に撮れていませんが、
霞ヶ浦に沈む太陽がなかなか綺麗です。
1998/12/19撮影
昔有人駅だった名残でしょうか、
この駅には駅前ロータリがあります。
1998/12/19撮影
駅前の自転車置場です。
都会では放置自転車が問題となっているようですが、
この駅ではそんな問題は全くないようです。
1998/12/19撮影
時刻表
※進行形の文書はすべて過去形です。
■その他
Youtubeにアップされたいる動画(勝手にリンクです)
・鹿島鉄道2003/浜駅～キハ432&キハ602
・鹿島鉄道 キハ714形
小川高校下(おがわこうこうした)駅
■位置
東茨城郡小川町小川(現小美玉市小川)
常陸小川駅 -- 0.7km -- 小川高校下駅 -- 2.9km -- 桃浦駅
停留場型無人駅
■開設
■名所、施設案内
茨城県立小川高等学校(平成2４年度末閉校予定)
■コメント及び当時の写真
小川高校下駅は名前の通り、県立小川高校の開校に併せて開設され、鹿島鉄道の駅の中でも石岡南台駅の次に新しい駅です。この駅は、田んぼの真ん中に立っている停留場型の駅となっており、駅名のとおり利用者の殆どが小川高校生のようです。
尚、小川高校は平成24年度末で閉校が決定しており、23年度の新入生は募集しませんでした。
小川高校駅ホームより常陸小川駅方向を撮影。
遙か彼方にうっすらと見えるのが常陸小川駅です。
駅の両側は田んぼです。
1998/11/14撮影
かなり古そうな気動車が入ってきました。
(下り列車)
1998/11/23撮影
下り列車が駅を出発したところです。
やっぱりこの列車かなり古いようです。
1998/11/23撮影
新しい駅だけあって、駅の案内板は比較的きれいでした。
1998/11/14撮影
桃浦駅方面を撮影。
この方向も田んぼが続きます。
1998/11/14撮影
いろんな方向から駅の風景を撮影してみましたが、
この駅、田んぼの真ん中にあるのがわかっていただけだでしょうか！
1998/11/14撮影
国道３５５線より駅につづく道。
1998/11/14撮影
時刻表
※進行形の文書はすべて過去形です。
