大江戸線

都営地下鉄「大江戸線」は2000年12月12日の全線開通時に都営１２号線からこの名前に改名されました。
大江戸線は都庁前から出発し、東京をぐるっと回って再び都庁前に戻り、練馬区の光が丘までを結ぶ地下鉄で、数字の６の字のようなルートとなっています。
この地下鉄はいろいろと工夫がされており、とにかく経費節約型となっています。
自分が知っている内容としては、
・車両が低い、小さい・・・建設費を少なくするための工夫だと思われますが、一般の地下鉄よりトンネルのサイズが一回り小さくなっているようです。したがって、車両も小さくなっており、天井が低く、中刷り広告はくの字に曲がって掲載されております(この広告の掲載は特許を取得しているらしいです)。また、壁は斜めに傾いており、最初のころは椅子に座るとき、よく壁に頭をぶつけたものです(笑)。
・ワンマン運転・・・大江戸線には車掌がいません。駅に止まると運転席のモニターにホームの様子が映し出され、運転手がこの映像を見てドアの開け閉めを行っています。
・駅員が少ない・・・利用の少ない改札口はモニター監視になっており、無人です。最も、最近は自動改札なので、それでも良いようですが。。。

あと、大江戸線の特徴として動力がリニアモーターカーであることです。でも車両は浮きませんけど！
写真の線路と線路の間にあるのが磁石のようです。
で、なぜリニアモーターカーであるかというと、大江戸線は環状線もどきとなっているため、いろんな地下鉄と交差しており、それらの地下鉄の更に下に作られたため、非常に深いところを走っていたりします。そのため、アップダウンが結構あり、上り下りをスムーズにするにはリニア方式が良かったようですね。

大江戸線についてはこちらをご覧下さい。
運行は東京都交通局が行っています。