自分の家の近くに神社があります。先日(土曜日)の夜、自宅にあるホワイトボードにこの神社の名前が書かれていたのですが、「小影神社」と書かれており、間違えを指摘したところ、「じゃ、どんな字だ」と、言う事になりました。で、書き直されたものが「蚕影神社」。。。でもこれも違うような!?
自分と娘はもっと「難しい字だよ」、「でも書けないけど」。「確か虫がいっぱいいたよ」(何じゃと)、結局は誰も思い出せません。
で、翌日実際に確認しに行って来ましたところ、やっぱ難しい字でした。虫も2匹いました(笑)。
この神社は元々この地が養蚕(蚕を育て、繭(絹)を生産する)が盛んであったことから建てられたものらしく、蚕(かいこ)に関連する字であることは間違いないようです。
多分「蚕」の旧字体なのでしょう。ただ、残念ながらパソコンでこの字は出てきませんよね。と、思いつつ調べてみたらしっかりありました。「蠶」(一部のケータイ等では表示できない可能性があります)。「サン」「ゾン」「かいこ」と読むようですので、「蚕」の旧字体で間違いないようですね。
結論:「蠶影神社」(こかげじんじゃ)が正しいようです。
※詳しくは分かりませんが、聞いた話ではこの地は以前「養蚕日本一」だったとか?
また、自分の子どものころは養蚕が盛んに行われており、地元では「かいこ」のことを「おごさま」(多分「お子様」がなまったものだと推測する)と呼んでおりました。今は、養蚕をやっているところは1軒もありません。

神社の全景です。
数年前新しく建て替えられたため、明るくてきれいな神社です。