海外生活の経験者(満州からの引揚者でもある)としてどうしても一言触れておきたい。それは中国であれ、米国であれ海外で生活を余儀なくされている者にとって、流言蜚語は恐怖だ。日本人は単一民族のため単純に良し悪しを判断してしまう。大陸でなくても陸続きの国々に生活する人々は、常に異なる人種に免疫がある。一国二制度の下での急速な経済成長は歪んだ貧富差の拡大を生み、そうした不満大衆と反日教育の中で育った大学生を中心とした過激な反日闘争はそんなに簡単に片付くまい。中国人といっても米国人同様、沢山の異民族が生活している。知・親日派もいれば、反日派もいる。民主主義国家の先輩として「大人の対応」(我慢の説得?外交)を期待したい。いずれ(世界の)世論は必ず味方する。中国は今一国二制度の矛盾に病んでいる。大国だけに各国も非常な関心を持って成り行きを見守っている。
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日本が単一民族国家だったことは歴史上一度もありません。
認識を改めましょう。
アイヌ人、琉球人、朝鮮人、中国人などがいます。
単一民族というのは、明治時代の天皇崇拝思想が作り出した妄想です。
日本は多様性を認めない傾向にありますが、「単一民族」という表現そのものが、このような傾向を端的に表しています。