つれづれなるままに

恐れ多くも、兼好法師のような文才はありませんが、日常の出来事を「ブログ」に表現できれば幸いです。’05.01.27.大安

◆諸事雑感 

2017-09-26 18:45:34 | Weblog

☆繰り返される「東芝の悲劇」:
土光敏夫(石川島播磨重工業社長・東芝社長、会長・日経連4代会長)氏が1965年(昭和40年)経営難にあった東芝に辣腕を振るい、翌年には早くも再建に成功した。
しかし、東芝の体質を変えるまでに至らず、1972年(昭和47年)に会長に退いた。
質素を旨とした土光氏は、社長に就任した当時の華美な社長室を取り払った逸話は有名。
所謂「東芝の悲劇」の始まりである。
近年の「東芝の悲劇」の始まりは、粉飾決算、原子力事業の失敗、主力事業の切り売りと、 日本を代表する名門企業が瀕死の危機に瀕している。
そこには、権力に固執し、責任をとらず、決断できないリーダーたちの姿が常に存在する。


☆首相の専権事項のように繰り返される「大儀なき衆議員解散」。
「森友学園」・「加計学園」に係るスキャンダル隠しの「学園解散」は否定できない。
何故なら、自公で323人を有するのに、改選後は233議席(過半数)を目指すという。
憲法のもとで集団的自衛権の行使は認められない。
歴代の自民党内閣が堅持してきた憲法解釈を、閣議決定で覆し、民意を無視して採決を強行した。
そうした内閣が、まだ2年先の「消費税の使途変更の信を国民に問う」という。
国民を愚弄した解散劇である。
民進党など野党の対立軸の弱点を突き、小池代表の「希望の党」を補完的に考えているような安倍信三の言動に選挙民は困惑の極みである。

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