◆敵失で勝利の安倍政権

戦後二番目に低いといわれる投票率に終わった今回の衆議院選挙。

財政再建策の先送り、北朝鮮対応の名を借りた防衛費の増額、膨らむ公共投資、異常な金融緩和策で深まる出口対策、日銀による国債の買い支え、日本年金機構による投資信託購入による証券市場の不健全性等々アベノミックス綻びが表面化してきた。

「森友・加計学園」や、トランプ大統領との関係にみられる「お友達」感覚の対応に、今後の政権運営に大きな不安を感じる。

敵失で勝利した安倍政権であって、「信任を受けた政権」でないことを肝に銘じて、与党の皆さんは、安倍独裁を許してはいけない。