第98回全国高校野球選手権大会は、作新学院(栃木)が優勝(2回目)し、リオのオリンピック大会は、懸念された治安、施設整備も滞りなく運営され、日本選手の躍進(金:12、銀:8、銅:21)で、4年後の東京オリンピックにバトンタッチされた。
引き続いて、9月にはパラリンピックが開催される。
そんな華やかなニュースの中で、忘れてならないのは、相模原市の障害施設「津久井やまゆり園」の殺傷事件である。
この思想的背景は無視できない。
99年、石原都知事が障碍者施設を訪ねたとき「ああいう人って人格あるのかね」と述べた。
事件を引き起こした元職員も口にしたナチスドイツ・ヒットラーの障碍者抹殺の歴史。
米国の大統領候補(共和党)・トランプ氏は米国最強を豪語し、カルホニア州とメキシコの国境に障壁を築くという。世界に開かれるべき移民の国、米国大統領候補の言葉。
EUからの脱退の道を選択した英国も一国主義が根底にある。
このように、世界は「グローバル化」から「保護主義・一国主義」に通じる懸念すべき思想である。
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