つれづれなるままに

恐れ多くも、兼好法師のような文才はありませんが、日常の出来事を「ブログ」に表現できれば幸いです。’05.01.27.大安

◆諸事雑感 

2015-04-15 01:07:02 | Weblog
パラオ・ペリリュー島の「西太平洋戦没者の碑」に供花される天皇、皇后両陛下(9日)=写真 寺沢将幸


※アジアインフラ投資銀行(AIIB):
世界銀行・アジア開発銀行にイニシアティブをもつ米国・日本だけが蚊帳の外で、英国、ドイツ、フランス、などユーロ圏はもとより、オーストラリア、台湾、韓国などアジア諸国で参加を表明する国が50以上に増えた現状は、まさに、AIIBは真に世界的な開発銀行になったと言える。

欧州主要国がこぞって加わり、高い格付けを得る上でも追い風だ。早晩、日米も参加を余儀なくされるであろう。後は、AIIBの運営に関して、中国の独走を封じるために、日米と英国・欧州主要国の役割が重要である。


※地球規模の異常気象と地殻変動:
①砂漠の町・チリ北部アタカマで、ほとんど雨が降らない砂漠が豪雨にみまわれた。死者・不明150人。歴史的な豪雨は、土石流や洪水を引き起こし、大量の泥水が人々をのみ込んだ。

②日本列島は8日、全国的に強い寒気におおわれ、東京都心では4月として5年ぶりに雪が降った。都心で平年より5・7度低い2・4度と2月下旬並み。午後2時でも3・5度で日中も冷え込んだ。北海道旭川市は最低気温が零下5・0度と平年より3・7度低かった。

③4/13蔵王山に(御嶽山規模)の噴火警報が発せられた。気象庁は携帯電話で登山者に噴火情報を提供する予定。専門家は「国や自治体、登山者は何通りもの伝達方法を用意すべきだ」と指摘する。

数十年内に予想される、南海地震・首都直下地震、そして、富士山の噴火など、日本経済にも激震を及ぼす地殻変動にも個々の備えが必要だ。


※日本銀行は4/13,全国各地の景気を調べた「地域経済報告」を発表した。全国9地域のうち東海、近畿、北陸の3地域で景気判断を引き上げた。消費増税の反動などで足踏みしていた景気に、ようやく勢いが出てきた。「景気は気なり」で「失われた20年を忘却すること」である。


※4/14投開票され、歴史的な低投票率で、自民党は24年ぶりに総定数の過半数を得た。
実際の得票率は4割未満。相対的に浮上したに過ぎない。
自民党一強体制が続く限り投票率低下は否めない。

経済再生は、アベノミックスに縋るしかなく、当分白熱した政争はお預け。民主党再生か、自民党を巻き込んだ政界再編は、相当先のお話。


※天皇、皇后両陛下は4/8夕、太平洋戦争の戦没者を慰霊するため、パラオ共和国のパラオ国際空港に到着した。戦後70年の節目にあたり、両陛下がかねて同国訪問を望んでいた。

パラオ国際空港では地元の小学生ら約50人が出迎えた。女子児童が同国でよく知られているランの花束を贈り、皇后さまは笑顔で受け取った。

「二度と戦争を起こしてはならない」との信念が伝わってくる。

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