2日、小泉進次郎・筆頭副幹事長が吠えた。
1日の記者会見で、」安倍首相が経済界に約3千億円の拠出を求めたことについて「党は何も聞いていない。このままだったら自民党は必要ない」と批判した。
選挙後囁かれる「政高党低」の実例を示した。
「謙虚・丁寧」を掲げる安倍首相だが、「言行不一致」との懸念や批判が党内外に根強い。
国難・アベノミックス完遂を訴え、更に対局軸・野党の敵失に乗じた大勝を、小泉氏は「議席の数ほど自民党の信頼が回復していないという危機感、強固な国民の負託を感じていないという率直な思いのあらわれだ」と記者団に語った。
不透明な加計医学部承認を進める文科省。
トランプ大統領(米国内でも割れる人気)との首脳外交一辺倒の危うさ。
遠ざかる財政再建で出口の見えないアベノミックスの金融政策。
米国・中国の好景気に負うところ大の日本経済。
2%の物価(インフレ)目標が0.7%と低水準ながら、「戦後2位のいざなぎ景気(1965年から57か月)を超えた景気回復の長さ」の認識を示した茂木経済財政・再生相。
官製市場(日本年金機構による投資信託購入)といわれる東京市場の連日の高値更新。
この冬型政権が春を迎えられるか否か。第4次安倍内閣の双肩にかかっている。
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