◆アベノミックスを見守ろう

この程、日本のＴＰＰ参加に必要な11カ国の承認が得られ、愈々、7月から加盟各国との交渉に参加する。

また、ワシントンでの主要20カ国財務相・中央銀行総裁会議が始まり、日本の金融緩和政策が大幅な円安を招き、為替操作の批判がある中、長引くスパイラルからの脱出は必ず関係各国の経済活性化にも役に立つとの説得に、財政削減努力に注文がついたが、鉾はおさめられた。

安倍政権が半年を経過、人体に例えれば、各臓器に転移した病原体を切除しながら、経済再建のタイムスケジュールに沿って、多角的に施策を施している。

欧米をはじめ各国は、日本の不況からの脱出を期待を込めて注目している。

株式市場の急回復は、各金融機関、企業、年金基金などに大きな財務効果を生み出した。3・11大震災復興と原発事故対応に尽力しながら、低金利（金融）政策の副作用が発症しないうちに、早期に回復軌道の道を探らなければならない。

株式市場や不動産市場のバブルを心配をするのはいかにも早すぎる。

各報道に迷わされることなく、アベノミックスを見守りたい。