つれづれなるままに

恐れ多くも、兼好法師のような文才はありませんが、日常の出来事を「ブログ」に表現できれば幸いです。’05.01.27.大安

◆大規模停電が残した教訓

2006-08-15 09:24:01 | Weblog

事故を起こしたクレーンと曳航船

送電線を点検する作業員(以上、朝日新聞提供)
14日7時半ころ発生した東京都区部と千葉、神奈川県の一部で大規模な停電が発生した。一時、計140万戸が停電し、JRや私鉄、地下鉄もストップ。信号機が点灯しなくなったり、エレベーターで人が閉じ込められたりする事故も相次いだ。東京電力によると、東京江戸川区と千葉県浦安市の間を流れる旧江戸川にかかる送電線を、航行中のクレーン船が傷をつけたことが原因と見られる。(以上、朝日新聞14日夕刊記事)

私の住んでいるマンションでも一時間余停電した。この僅かな時間の停電でも、IP電話の普及に7時間を要し、給水ポンプも停止し、コンピューター制御の普及に30分程かかった。夜になって、マンション共有部分の消灯制御もダウンの状況だった。パソコンの再起動や、ガス湯沸かし器も再度、スイッチONが必要だった。停電当時は、我が家の給電開閉器を開け、次にエレベーターを確認。ベランダから外を見て、地域全般の停電と解った。しかし、災害時のために用意していた筈の携帯ラジオが見当たらず、その間、情報が得られず、携帯電話で東電に電話して、やっと大規模停電らしいことが解った。東証でも時間通りに取引が開始されたが、各平均価格が表示不可能になったり、日経平均などは大引後も表示されなかった。9月の防災週間を控えて、IT生活に慣れた親しんだ私どもに、貴重な教訓と対応策を提供してくれた。「災い転じて、福となす」であって欲しい。

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1 コメント

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拝啓 (G)
2006-08-15 11:06:01
ご無沙汰しております。今回の停電は便利な電化生活をちょっと考える機会になりました。我が家は携帯ラジオの電池切れでしかも古い電池の液漏れには驚きました。防災の日を待たずにいろいろと見直そうと思っております。
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