3月末までに提出しなければならない報告書の作成を完成させて、本当に久し振りに待望の「アビエイター」を初日に観た。大富豪のハワード・ヒューズは冒険飛行家、映画監督、キャサリン・ヘップバーンやエヴァ・ガードナーと愛の遍歴はもとより、スキャンダラスでミステリーな部分が多く、私には非常に関心ある人物の一人であった。TWA(トランスワールド航空)を買収し、当時米国の国際線を一社で独占していたパンナム航空に、政界をも巻き込んで挑む姿、彼が駆け出しで監督したトーキ映画「地獄の天使」で史上空前の成功を収める反面、潔癖症と完全主義の性格は精神面で自らを追い込んでゆく。アメリカ映画界の開拓者でもある彼を美化している部分が少々気になるが、ヒューズの内面に触ることが出来た作品であった。後半部分に退屈させられたが、高校時代に観た、ジェーン・ラッセル主演の「ならず者」が彼の監督作品だったこと、エロール・フリン役が登場するなど、またエンド・ミュジックが、グレンミラーの『ムーンライト・セレナーゼ』とはオールド・フアンを泣かせる。
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