故・伊藤一長市長
○バージニア工科大学(バージニア州ブラックスバーグ)で16日発生した32人射殺事件。続いて17日夕刻、長崎市の伊藤一長市長が暴力団関係者に短銃で撃たれ、翌朝死亡された事件。
いずれも、銃による殺人事件ですが、銃の所持はバージニア州の場合は合法所持で、勿論わが国では不法所持である。
私もニューヨークで滞在中、邦人の中には銃を保持する者もいたが、大方の邦人は、「自己防衛のために使用しても、外人である我々は、特に相手が米国人である場合、非常に不利になるので、銃保持は賢明でない」と、持たない人が大半だった。この判断は、非常に正しいと思う。
こうした考え方は、核武装を口にする閣僚もいる現在、武器を所持する事は、相手に攻撃の理由を与える格好の背景にもなる。
死去された伊藤市長は、秋葉・広島市長と共に核廃絶を世界に発信し続けた勇気ある政治家でもある。
心よりご冥福をお祈りします。
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