山陰各鑑賞会 2022年11月例会
劇団民藝公演
『泰山木の木の下で』
出演:日色ともゑ・千葉茂則・塩田泰久ほか
--泰山木の花は見ていた--
日色ともゑさんの山陰公演はこれが最後と言われています
日色ともゑさんの山陰公演はこれが最後と言われています
名優と名作舞台を是非この機会にご覧ください
生ギターの演奏も注目です
生ギターの演奏も注目です
●おはなし●
小さな汽船が行き来する瀬戸内海の小さな島。
白い大きな花をつける泰山木。
その木の下で質素に暮らすハナ婆さんは、
貧しいながらも9人の子どもを産み、
戦争中に優良多子家庭として表彰されました。
しかし3人の子は戦死、のこる6人の子までも、
広島の原爆で亡くしていました。
思えば、殺されるために産んだようなものだ――。
悲しい体験をもつハナは戦後、人助けのつもりで、
頼まれると密かに子どもをおろしてやっていたのです。
早春のある日、ひとりの男が泰山木のその家を訪れます。
堕胎の罪でハナ婆さんを逮捕しにやって来た木下刑事です。
御幸署へ連行する船中でハナ婆さんの話を聞く木下刑事も、
また誰にも言えない苦悩を抱えていたのでした……。
小さな汽船が行き来する瀬戸内海の小さな島。
白い大きな花をつける泰山木。
その木の下で質素に暮らすハナ婆さんは、
貧しいながらも9人の子どもを産み、
戦争中に優良多子家庭として表彰されました。
しかし3人の子は戦死、のこる6人の子までも、
広島の原爆で亡くしていました。
思えば、殺されるために産んだようなものだ――。
悲しい体験をもつハナは戦後、人助けのつもりで、
頼まれると密かに子どもをおろしてやっていたのです。
早春のある日、ひとりの男が泰山木のその家を訪れます。
堕胎の罪でハナ婆さんを逮捕しにやって来た木下刑事です。
御幸署へ連行する船中でハナ婆さんの話を聞く木下刑事も、
また誰にも言えない苦悩を抱えていたのでした……。
冒頭の4分ほど再生します
◆みどころ◆
瀬戸内海の美しい叙情と、
時代の波に抗いながら必死に生きる人びとの哀歓をうたいあげる小山祐士作品。
1963年初演いらい宇野重吉演出・北林谷栄主演により、
ロングラン上演を重ねてきました。
2019年からは丹野郁弓の新演出で、
あらたに日色ともゑがハナ婆さんを継いでいきます。
瀬戸内海の美しい叙情と、
時代の波に抗いながら必死に生きる人びとの哀歓をうたいあげる小山祐士作品。
1963年初演いらい宇野重吉演出・北林谷栄主演により、
ロングラン上演を重ねてきました。
2019年からは丹野郁弓の新演出で、
あらたに日色ともゑがハナ婆さんを継いでいきます。
■山陰公演予定
11月16日(水)18:30いずも演劇鑑賞会(出雲市民会館)
11月17日(木)18:30米子市民劇場(米子市公会堂)
11月18日(金)18:30松江市民劇場(島根県民会館)
■問い合わせ先
鳥取演劇鑑賞会 0857(23)6486
米子市民劇場 0859(33)8695
いずも演劇鑑賞会 0853(25)2722
松江市民劇場 0852(26)3094
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