ほのかな「恥らい』もくれんの咲く日
その道をとおって 文房具をかいにゆくのが楽しみだった。
もくれんは羽毛につつまれながら震えていた。
今年も咲いてくれただろうか。
僕 いくつと聞いたら 指三本指しだ゛した。
「違うでしょう」母親から注意された。
くりっとした 可愛い目で 母親を見た
「僕四つだよ。」そのこは 真剣になっていった。
「お利口だね。」母親が 愉快そうに笑っていた。
「こら よし坊勉強ほったらかして」
「ちぇっ いまからしようと思ったとき 先に言われるんだから。」
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