明治の気骨が消えて、日本は変化していく。

2015-10-31 19:27:17 | 大いに怒りの炎を燃やせ。

私の一家は 産業組合の子供として 育てられました。というより 毎日の組合活動に参加し

父親の理想郷つくりの手伝いをさせられてきました。

産業組合は 後に農業協同組合法によって 農協に組み込まれましたが

国の手厚い 保護を請けて一時期はバブルの影響でいつしか共存共栄の思想は消えうせて

あたかも政治団体のごとく 自民党の 後援団体に陥っていました。

父は そのことを憂い70年間手塩にかけて育てた農協を退職しました。農協のAコープを嫌っていました。

なぜ、古くからのお店があるのに 農協が園人たちの暮らしを 邪魔するようなことしなければいけないのか

それに 政治の力で こんな寒村に不似合いな大橋をつくり 道路は舗装し 村の収入で経営していけるわけ

がない。みさかもない公共工事に不満輪もらしていました、父の発案で村全体が一円運動をしていました

。この一円が生きるときがくるんだよ。父も松下翁と同じ考えだったらしい。やがては税金払わなくてもすむ

やがては国の交付金にすがらなくても暮らしていける。そんな社会つくりを描いていたらしい。

父がなくなって30年にもなる。すっかり日本は様変わりした。

明治生まれの おじさんたちが次々に消えていった。とともに心の支柱が失われていくのも

事実のようだ。

 

 

 


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