村の鎮守の神様が・・・・・・・

2015-08-13 07:34:58 | 日記

学校が終わると 復習も なにもあったものではない. かばん置いたら 早速家をと引け出して 村の鎮守の森に

集まる. これが 餓鬼たちの日常である.  でも其れが自由な子供たちの 本能ではないか

戦前と言ったって 少なくとも現在より 自由だよ.  公権力が及ばない世界は まったく自由だ

親だって 勉強したくないものに 無理やり 中等教育や 高等教育など強制するものではない.

自己責任の世界である.   そういう意味では 小学校の低学年の時代は 遊びがべんきょうであった

 

村の鎮守の社に行くと 樹齢何百年というのか知らないが 餓鬼たちの集会場には もってこいの 広さがある

祠の 壁に耳をつけていると 太古からの メッセージが伝わってくるようだ

為吉伯父さんの 娘のすわ子が巫女さん役で すわ子以外は太古のメッセージは伝えられないことになっている

すわ子からのメッセージが伝えられた  「聞いて 聞いて メッセージが有ったよ」『なんだ 何のメッセージだ・

「ここの社にある木は全部神様たちの 寝床だって だから 葉の上に材木を上げて 舞台を作ったり ハンモックをつるしたり

してはいけないんだって  このまえ 枝が折れて 騒いでいた人達 全部田んぼに落ちたでしょう  神様が

ちょっと お灸をすえたんだってよ  みんなかすり傷だけだったでしょう 悪ふざけするなって」

すわ子は姉さん府株である.」

杜の掃除当番を決めなくちゃいけんな」芳蔵と弘 守三人でいいか.

村の鎮守の社は 俺たちを 育ててくれた 特別な場所である    離れ派゛馴れになっても 屹度皆いつかは

ここに帰ってくるはずである.

 

限界集落という言葉が生まれた. 帰ってこない人達が多くなった 残った人達も 櫛の歯がかけるように

他界した.鎮守の森は如何しているのだろうか.

 

 


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