ビルトインの食器洗機が壊れてしまってショックが大きい。洗いはするけれども排水がうまく出来ない時がある。
夜にセットしたものが真夜中にピピピピピピピピピピと警告音とともに止まってしまう。寝ている時に鳴るので精神衛生上よろしくない。
これは2台めで、初代は10年以上使ったけど、これはまだ3年くらいしか経っていないのに。工事費込みで16万円もしたのに。
しかしもう、食器洗機のない生活は考えられない。初代の故障のときは夫が買い替えを渋るので夫婦仲が険悪になったくらいだ。買わないなら毎日手洗いをあなたがやってくれるのか?とは言わなかったけど、そんな空気をわたしは出していたとおもう。
今回は、その頃より夫がセットすることも多くなっていたので重要性が身に沁みていたようだ。調べたら2万5000円くらいで直るらしいので素直に修理を頼むことになった。
そういうわけで修理業者さんを呼んだのだけど、それまで私が手洗いするのは変わらない。
手洗いしているあいだ、オーディオブックで『源氏物語』を聴いて憂さを紛らせている。
まだ若紫のところを少し過ぎたくらい。幼い紫の上を自分の屋敷に強引に連れてきて帰さない、その後あたりですね。ちゃんと、源氏の君はとんでもない人さらいだな〜という描写になっていた。権力者が女に何やってもだいたい許される時代って怖い。
ところでこのオーディオブックは人気声優が章ごとに交代して朗読しているのだけど、若紫の章は『薬屋のひとりごと』で壬氏さま役の声優の方だった。これも何かのご縁のようなものだろうか。