天王寺7坂巡りの途中で入ったお寺に、
東儀氏のご先祖さまのお墓を見つけました。
東儀氏といえば、雅楽の家柄で東儀秀樹さんが有名です。
飛鳥時代の渡来人、秦氏の流れを組む家で江戸時代に江戸に移ったそうです。
飛鳥時代に渡来した家系のようですから
この地にいつから、住んでおられたかは分かりませんが、この地にも相当古くから住まわれていたのでしょう。
お寺のあるのは下寺町ですが、すぐ近くに伶人町があります。
伶人は音楽をする人の意味です。音楽とは雅楽のことです。れいじんと読みますが、町はれいにんちょといいます。
多くの音楽家が住んでおられた町の一角に東儀氏の祖先も居を構えておられたということですね。
あまり、お墓の写真を撮ることはないのですが、
これはもはや文化財です。まあ、許されるでしょう。