華と風とメロディと

ペイントママと華(空組)風花の日々

近々オーダーSHOP再開予定。只今準備中。 

一粒の蒲萄

2015-09-22 14:36:37 | 華&風花


不思議なサプライズ

華の初七日翌、12日、土曜日朝。
パパが、私の寝室、枕元で一粒の葡萄を見つけた、と話してくれた事から
始まります。
(※ 管理人、寝室で寝る前に葡萄を食べる習慣はありません。勿論その日も。)

前日、初七日当日、
「葡萄は華ちゃん達はNGだけど、もう良いよね。召し上がれ。」
と、供えました。
(シャインマスカット。ママが食べると、必ず「ください!」されてました。)

供えながら小さくなった華を抱きしめ、たくさんたくさん謝ったのです。
後悔はしない、もう泣かない、と決めたものの、やはり後悔、懺悔のような気持ちは
日を追うごとに湧き上がり、些細な事も思い出し、刺のように私の心に突き刺さり
胸は苦しくなっていました。

パパから聞いたその日の朝、顔を洗う時気付いたのです。
唇が真っ赤になっていました。
華がまだ小さい頃、顔をチルチルされた時、必ず唇も真っ赤になってしまって、
それ以来華に顔を舐めさせる事をNGとしました。
ですので、それ以降この症状は出ていませんでした。
起きたと同時に真っ赤な唇・・・・・

華・・・舐めた?ママのお顔。
華・・・来たの?ママの所。

「一緒に食べようって、華、来たんじゃないか?」
「そんなに泣かないで。」と。

このような事象に関しては「何事も科学的に解明出来る。」を信条とするパパ。
初めて
「泣いてばかりいたから華、心配だったんだよな。」と。

何かしらの偶然が重なっただけの事かもしれませんが、私たちには
華が来たとしか思えなかったのです。

その後、華のおもちゃ「たまごちゃん」を久しぶりに見つけました。
見つけたと言うよりも、不意に転がっていた、の方が正しいかな・・?
元気な頃、探しても探しても見つからなくて、、、
青い「たまごちゃん」
風ちゃんに横取りされ、諦めたままだったんだよね。

華、ありがとう。
強くならないとね。
風ちゃんも心配するものね。





華、風ちゃん、車椅子のお散歩上手になったよ。
チョコちゃんのママに会ったよ。
華のことお話したよ。泣いて下さったよ。華。





華 二七日(ふたなのか)と風花

2015-09-20 13:12:47 | 華&風花


華が逝ってしまって2週間。二七日も終え
時間流れが早かったのか、遅かったのか良く把握出来ていない管理人^^
同時に、妹 風花のDM車椅子生活が始まりました。

試乗した際は「わ~ぃ!」とはしゃいでくれたものの、、、
一週間で出来上がったマイカー『赤いボディのあかたん号』
(風花用にカスタマイズされています。がっしりしていますが、重量約1kg。負担が少ないのが嬉しいです。)
快適なはずが、まぁまぁ想定通り、歩行困難でのスタートです。
パパがいるときは追いかけ、良いペースなのですが^^
徐々に慣れ、上手に歩けるようになって来てもいますので、無理のない距離をゆっくり
楽しもうと思います。
ここで寄り道する余裕も出て来ました。
シルバーウィークは車椅子日和の良いお天気。



華、二七日を前に綺麗なお花が届きました。
いつも心に寄添って下さいましてありがとうございます。
感謝申し上げます。
桃色に包まれて
華、いいね~♪可愛いね~♪女子力上がったね~。

私も少しずつお絵描きモードに戻ろうと思います。
こちらも無理のないようゆっくりと。


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初七日を迎えた日、とても不思議な事が起きました。
何でも科学的に解明出来ると言う信念を持つパパを
唸らせてしまった不思議な事象。
そちらはまた後ほど。

ご報告

2015-09-09 10:49:44 | 華&風花


9月5日に華は旅立って行きました。
15歳10ヶ月と4日でした。
神様からのプレゼント期間をたくさんいただき、
これから華の介護が始まると、思っていた矢先でした。

風花の、嬉しそうな車椅子試乗の様子を聴き、華兄が帰って来るのを待ち。
華を囲んで笑いながら、泣きながら話をし。
華兄の前では渾身の力で頭を持ち上げ、立ち上がろうとし、逆に華兄を
励ましているかのようでした。
多感な時期を共に過ごした華兄、華のお陰で優しい子に育ってくれていました。
華兄が帰った直後、再び発作、混濁、大きく数回息をし、呼びかけに
応える事は無く、潔く穏やかに旅立って行きました。
風ちゃんの今後を確認し、皆に挨拶をし、華らしい最期でした。

翌6日、小さくなってしまった華を膝に抱き帰って来ました。
土曜日、日曜日とパパのいる日を選んで逝ってしまうなんて
こんな時も『パパ子』の華でした。


華は今、お花に囲まれ笑っています。
お心遣いをいただきありがとうございました。
感謝申し上げます。



4日経ち、華のいない生活を受け入れつつ、現実を受け止めつつ
これから始まる風花とのDMの介護生活を前を向いて送って行きます。

華、家の娘になってくれてありがとう。
華、愛してるよ。パパもママも兄ちゃんも、風ちゃんも。
華、迷子にならないように虹の橋までたどり着いてね。
たくさんのお友達が待っているからね。
そして時には会いに戻っておいで。

華・・・哀しいよ、辛いよ、会いたいよ、もう一度抱っこしたいよ。
華・・・ありがとう。たくさんたくさんありがとう。