ヨハネの黙示録 第12章 1-6節 太陽をまとう女性と七つ頭の竜
大いなる徴(幻)が天に現れた。
ひとりの女性が太陽を着て、足の下に月を踏み、その頭に十二の星の冠をかぶっていた。
この女性は子を宿しており、産みの苦しみと悩みとのために、泣き叫んでいた。
また、もう一つのしるしが天に現れた。
見よ、大きな、赤い竜がいた。
それに七つの頭と十の角とがあり、その頭に七つの冠をかぶっていた。
その尾は天の星の三分の一を掃き寄せ、それらを地に投げ落した。
竜は子を産もうとしている女性の前に立ち、生れたなら、その子を食い尽そうとかまえていた。
女性は男の子を産んだが、彼は鉄のつえをもってすべての国民を治めるべき者である。
この子は神のみもとに、その御座のところに引き上げられた。
女性は荒野へ逃げて行った。
そこには、彼女が千二百六十日のあいだ養われるように、神の用意された場所があった。
ヨハネの黙示録 12章7-9節 大天使ミカエルと赤竜との戦い
天で戦いが起きた。
大天使ミカエルとその御使の天使たちが、赤竜に戦いを挑んだ。
赤竜とその仲間の天使たちは応戦したが破れ、もはや天に彼らの居場所はなくなった。
そこで、この巨大な赤竜(悪魔ともサタンともよばれ、全人類を惑わす者)は追放され、
地に投げ落とされる。
彼に従っていた天使たちも、ともに投げ落とされる。
天には神だけでなく天使たちも居る。
神は、天使のミカを選んで聖ミカエルと詠んだ。
《エル》というのは神という意味である。
神と対立する天使は堕落させられることによって、サタンの仲間としての赤竜として示される。
サタンは、反キリスト、あるいは反神である。
歴史は繰り返されるようですね。
続く。。