2021年12月8日のまにら新聞から
12月8日のまにら新聞から
インフレ率3カ月連続低下 食品・非アルコール飲料が要因
統計庁によると、11月のインフレ率は4.2%。3カ月連続で低下したと発表
統計庁は7日、消費者物価指数(CPI)上昇率(インフレ率)が11月は4・2%だったと発表した。今年最高の8月4・9%から、9月4・8%、10月4・6%、11月4・2%と3カ月連続で低下した。
特に野菜は10月の11・4%からマイナス1・8%へと低下。魚は9・5%から7・9%に、豚肉が23・3%から17.3%に下がった。
一方、非食品では10月の3・8%から11月4・1%に上昇。主な要因として国際市場での原油価格の高騰により交通・運輸が7・1%から8・8%に上昇したことが挙げられる。住宅・水・電気・ガス・その他燃料も4・4%から4・6%へと上昇した。
地域別でみると、首都圏が10月の3・2%から11月2・9%に低下。首都圏以外の地域全体でも5・0%から4・5%へと下がった。
国家経済開発庁(NEDA)は、豚肉価格が全般的に高い要因として、農務省のデータを引きながら、11月末時点で、低関税輸入枠の42%しか豚肉が入っていないことを指摘。さらに7万6953トンもの保存冷凍豚肉が市場に供給されていない中で、クリスマス期間に入ったため、豚肉への需要が高めな点が11月の価格に反映されたとも分析している。
統計庁の発表を受けてノグラレス大統領報道官代行は7日、「政府実施の政策・介入策が効果を発揮しているようだ。クリスマス期間中、物価の監視を続ける」と自信とともに警戒感を表した。
一方、中央銀行は11月のインフレ率4・2%は同行予期の3・3〜4・1%より高く、1〜11月までの平均インフレ率4・5%は、政府目標の2〜4%を超えたものの2022年と23年には供給側の問題も緩和され、「政府目標内に落ち着くだろう」との見通しを示した。(岡本浩志)
12月8日のニュース
今年3番目に低い7.4% 10月失業率
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新規感染356人
7日発表の新規感染者数は356人、累計感染者は283万5345人となった
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反共産機関の予算削減について国家警察長官「取り組みへの効果が認められたため」
汚職対策で協力呼び掛け 米主催民主サミットに比参加へ
汚職撲滅などを主な議題とする米国主催の「民主主義サミット」に比も参加へ(時事)
バギオで11・4度観測 ケソン市は20・4度
気象庁によると、5日午前4時50分にバギオ市で最低気温が11.4度まで下がった
夫婦別姓法が下院通過
女性が結婚前の姓を名乗ることを認める下院法案10459号が下院本会議を通過
大衆紙の話題
偽のワクチンカード使用で刑務所行きも
内務自治省の北ミンダナオ地域局アルネル・アガベ局長は6日、偽のワクチンカードを使うと逮捕され刑務所行きになると警告した。所管するカガヤンデオロ市で偽のワクチンカードを売っていた者が逮捕されたとの報を受けての声明。同局長によれば、ワクチンカードを偽造・変造・行使した者には、刑法と共和国法11332号により2万〜5万ペソの罰金または1〜6カ月の禁錮もしくはその両方が科される。加えて公務員、専門職免許保持者には、免許取り消しなどの厳しい行政罰が科されるという。(7日・Pジャーナル)
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12月8日のまにら新聞から econoTREND
カビテ〜ラグナ高速道事業 グリーンハイウエー目指す
来年9月の全線開通を目指し建設中のカビテ〜ラグナ高速道(CALAX、45キロ)の運営主体メトロパシフィック・トールウエーズは6日、同高速道を「グリーンハイウエー」にすることで米国際開発庁と提携した。植林などコミュニティーの参画を得た環境改善や資源管理を促進し、生物多様性の維持に努める。また、国内の高速道事業として初めて債権や融資を通じたグリーンファイナンスも利用する。(7日・スター)
取締役9人の報酬合計2570万ペソ
アヤラ財閥の不動産部門、アヤラランドが比証券取引所に提出した2021年一般情報報告によると、20年に同社取締役9人が受け取った報酬合計は2570万ペソだった。発行済み普通株式と優先株式の21.3%は外国人株主が所有しており、総払い込み資本金は160億6600万ペソ。(7日・マニラタイムズ)
事務所賃貸需要が前年比38%増か
不動産調査会社のリーチウ・プロパティー・コンサルタンツによると、2021年通年の事務所賃貸需要は53万9000平方メートルで、前年の38万9000平方メートルから38%増加する見通し。同社は10月時点で今年通年の需要が45万〜50万平方メートルと予想していたが、第4四半期(10〜12月)に入り、さらに需要が高まったもよう。情報技術(IT)やビジネス・プロセス・マネージメント(BPМ)業界による同期の事務所需要は5万4000平方メートル。(7日・マニラタイムズ)
フィガロコーヒーが上場へ
フィガロコーヒー・グループの上場申請を比証券取引所が承認した。同グループは株式公開で総額17億7000万ペソを調達する計画で、上場日は12月31日になる見込み。(7日・ビジネスワールド)
【領事班からのお知らせ】海外滞在者の運転免許証の更新に係る今後の対応について
【領事班からのお知らせ】海外滞在者の運転免許証の更新に係る今後の対応について
海外滞在者の運転免許証の更新に係る特例の一部が、令和3年12
【本文】
1 令和3年9月27日、「海外滞在者の運転免許証の更新に係る特例
2 具体的には、特例のうち、新型コロナウイルス感染症対策の一環と
3 なお、その他の下記の措置につきましては引き続き活用が可能です
(1)日本の運転免許証を保持している海外滞在者の方は、更新期
(2)期限内に更新できなかった場合でも、以下の2つのいずれか
ア 日本の免許が失効して帰国した際も、外国で免許を取得しその後3
イ 外国で免許を取得していない方は、失効後3年以内でかつ帰国後1
(3)また、外国等で取得した国際運転免許証等を所持することに
ご不明点等ございましたら、免許証を発行された都道府県の運転免
(問い合わせ窓口)
○在フィリピン日本国大使館
住所:2627 Roxas Boulevard, Pasay City,Metro Manila
電話:(市外局番02)8551-5710
(邦人援護ホットライン)(市外局番02)8551-5786
FAX:(市外局番02)8551-5785
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