昨日から日本政府配信のワクチンパスポートがスタート。
早速、アプリをダウンロードしようとしたが、自分が使用しているスマートフォンでは利用できない事が解った。
日本で使われている多くのスマートフォンにはNFCと言う非接触型のICチップが搭載されている。海外ではQRコードを使った電子決済が使われいるが、日本では昔からNFCが使われてきた。非接触でより多くのデータを転送できる。セキュリティにも優れている為、QRコード決済が始まる前から使われてきた。最近、海外モデルでもNFCを搭載したモデルが販売されるようになって来た。しかし、私が使用しているスマートフォンは2020年1月にフィリピン・レガスピで購入したOPPO A5 2020。私が日本とフィリピンで使うのに全く問題ないスマートフォン。デュアルSIMモデルなので、日本のSIMカードとフィリピンのSIMカードが入り、常に同時待ち受け状態になっている。
しかし、昨日から配信されたアプリはNFCが搭載されていなければ、利用できない仕様になっている。日本で個人を特定する物にマイナンバーカードと言う物があり、日本政府はこのマイナンバーカードの普及に多額の予算を付けている。しかし、現在の発行枚数は約5000万枚。普及率は50%ぐらいである。このマイナンバーカードにはICチップが入っており、個人の政府発行ID番号、暗証番号等が登録されている。
NFC搭載のスマートフォンでマイナンバーカードの情報を読み取り、本人確認を行う。
政府発行ID番号にはワクチン接種情報が紐づけされているので、スマートフォンに本人のワクチン情報をダウンロード出来る仕組みになっている。
NFC搭載のスマートフォンを持たない限り、スマホでワクチン情報を持てない事になる。それ以外は、常に紙のワクチン接種情報を持ち歩かなければならない。
昨日、インターネットでNFC搭載でデュアルSIMモデルを探したら、同じOPPO社からReno Aと言うモデルが約22000円で販売されている。フィリピンへ行く前にスマートフォンの買い替えを行わなければならない。