拓海君 お地蔵様に導かれて、岩木山のどのあたりまで登ったかな?。
君が、学校で友達と仲良く勉強した後、家の近くで好きな野菜や果物を育てていた世界は、里の桜は満開ので、遠くの山々は元気良く芽ぶいた新緑で青く霞み、薄桃色の山桜がところどころに眺望される、一年中で最も美しい、静かな田園風景の季節となりました。
君なら、きっと素晴らしい詩で、この景色を表現してくれるものと、君が読んだ詩を読み返しながら、想像しております。
出来るものなら、いま君が歩んでいる岩木山の極楽浄土の「道」を、卒塔婆に記しておいてください。
今日は君にお願いがあるのですが、今から70数年前に、優秀な学生が心ならずも時運に流されペンを置いて、青春の喜びを満たされることなく、過酷な訓練を経てやっと戦闘機を操縦できたころ、全てを諦観して、国家や年老いた両親、兄弟それに多くの学友その中には、或いは、青春を謳歌することもなく、初めて胸の高鳴る感動を自覚した初恋の人を、誰に語ることもなく胸に秘めて悠然と旅立つた若き人達、所謂、特別攻撃隊の霊も、いまや神となり山の頂上から降りてくるころと思いますが、君のお爺さんと同じくらいの歳ですので、古き良き時代の良いところだけを、教えていただき、おじさんに知らせてください。
その人達(霊)には、いまの日本の平和ボケした国家、社会、政治と経済の混乱した有様は、とても説明できず、申訳ない気持ちで恥ずかしさで胸が痛みます。
春の渚を 君と歩きたかったね 砂に あしあと残しながら・・ ♪
君が、学校で友達と仲良く勉強した後、家の近くで好きな野菜や果物を育てていた世界は、里の桜は満開ので、遠くの山々は元気良く芽ぶいた新緑で青く霞み、薄桃色の山桜がところどころに眺望される、一年中で最も美しい、静かな田園風景の季節となりました。
君なら、きっと素晴らしい詩で、この景色を表現してくれるものと、君が読んだ詩を読み返しながら、想像しております。
出来るものなら、いま君が歩んでいる岩木山の極楽浄土の「道」を、卒塔婆に記しておいてください。
今日は君にお願いがあるのですが、今から70数年前に、優秀な学生が心ならずも時運に流されペンを置いて、青春の喜びを満たされることなく、過酷な訓練を経てやっと戦闘機を操縦できたころ、全てを諦観して、国家や年老いた両親、兄弟それに多くの学友その中には、或いは、青春を謳歌することもなく、初めて胸の高鳴る感動を自覚した初恋の人を、誰に語ることもなく胸に秘めて悠然と旅立つた若き人達、所謂、特別攻撃隊の霊も、いまや神となり山の頂上から降りてくるころと思いますが、君のお爺さんと同じくらいの歳ですので、古き良き時代の良いところだけを、教えていただき、おじさんに知らせてください。
その人達(霊)には、いまの日本の平和ボケした国家、社会、政治と経済の混乱した有様は、とても説明できず、申訳ない気持ちで恥ずかしさで胸が痛みます。
春の渚を 君と歩きたかったね 砂に あしあと残しながら・・ ♪