日々の便り

男女を問わず中高年者で、暇つぶしに、居住地の四季の移り変わりや、趣味等を語りあえたら・・と。

春とは名ばかり

2008年04月04日 06時49分42秒 | Weblog
今日は暦の上では、「清明」。 天地がすがすがしく明るい空気が満ち溢れる日とされていますが、越後も、昨日までの寒気が去り、予報では気温も上がり暖かい一日になるようです。

柳の芽も青く息吹いて春風にゆれ、雪柳も純白の花を満開に咲き乱れるころです。

新入生・新社会人も、それぞれに未来に明るい希望を胸に秘めて旅立つきせつとなりましたが、若き日の夢とは大部かけ離れた現実の我が姿を見つめるとき、歩んできた道に反省と後悔が先立ち、すこしばかり悲しい思いが脳裏をよぎるこの頃ですが、月をかすめる雲のように、過ぎ去りしことはなるべく思いだすことなく、前向きに日々を充実させるように自分なりに努力しようと毎朝心に誓うこの頃です。

越後の春は、遅くやってきて足早に駆け抜ける春で、桜も10日ころから咲くようですが、来月の連休頃には透き通るような青空のもと遠くに白銀の山脈を神々しく眺望でき、棚田には早苗がそよ風になびく日本の原風景を見せてくれます。

年年歳歳、変わることもない歳時記ですが、やはり自然は人々に生気を与えてくれます。

閑話休題

サブ・プラ問題は、世界中の経済に信用収縮をもたらし、過剰流動性は商品相場の上昇、必然的におよそ金融問題には無縁と考えていた庶民にも生活必需品の高騰となって、身近に関連してくるとは、グローバルな世の中の動きにいまさらながら難しい世の中になったものだと考えております。 政治の混乱は情けないの一言です。 第四の暴力ともいわれるマスコミの経済至上主義のもたらす選挙の結果、有能な政治家が育たず、悲しい国になったと思うことがあります。

母親を詩情豊かにたたえた小学生が、その母親に命を奪われるなんて、如何なる理由があったにせよ、正に人の心がすさんでしまった、社会の病だと思われてなりません。 政治と教育の貧困がもたらした帰結だと思います。

幼き霊よ、静かにやすらげ!
コメント
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