今週末から始まる長期連休。
昭和一桁生まれの老人が日頃徒然なるままに想うに、この連休を歓迎する人達は国の慶事を除き国民の4割位とのニュースを見て、さもありなんと私もその一人である。
理由は、警察.自衛隊.消防.海上保安等治安にかかわる職務の人達を除き、公務員のみが有給休暇の恩恵を受け、中小企業や自営業といった大部分の人達は、生活を考えればそんな呑気なことを言ってられないのが現実である。
昔は、学校が休みになれば子供達は喜んだものだが、今時の子は塾や部活に追われ、恩恵からはずれ可哀そうだ。
人材不足で運営に最も困窮している介護施設では、最悪の連休かもしれない。
今朝のニュウスで、ドイツでも介護関連の人材不足は深刻で東欧や東南アジア人手に頼っているとのこと。 然し、人材育成は流石に時代の先を行く国だけに、研修費は国家が負担するところは我が国とは比較にならない。 一方、東南アジアから研修を受けて勤務する若き女性達も、短期間でドイツ語をマスターして、日常会話を難なくこなしているとは、昔人間のわが身からみて語学能力の素晴らしさは驚きである。 やはり、グローバル時代の申し子の逞しさなのかなぁ。と、時代の変遷を痛感した。