自分を生きるたくさんのヒント

親ガチャハズレでも関係ない!一つ一つ丁寧に手放して、誰かが少しでもハッピーに生きるヒントになったらうれしいです^_^

病院からの呼び出し

2021-12-01 15:29:00 | 母親
母が入院して1週間

どんなに仲が悪くとも、世界に一人の母親だ。
さすがの私も食欲は落ちてしまうし、あまり眠れなくなった。

しかしモラハラ父はすごかった。

5キロも痩せちゃったよ、、、、
飯が食えない

と、こちらの都合は無視で、たびたび電話をかけてきた。

自分だけがつらいと思うなよ!!何度叫びたかったか。
一家の主人なのに、家族をまとめるでもなく、大丈夫だよと安心させるでもなく、一人テンパり、わめき、騒いでいた。

なんて知性のない人なんだろう。
そして、なんて勝手な人なんだろう。

入院して1週間。
検査結果も出て、いよいよ治療に入ったその日、病院から電話がかかってきた。

一番病院に近いところに住んでいるとは言え、私の電話を着信拒否し、LINEを、ブロックしていたくせに、母は連絡先のトップにわたしの番号を書いていたのだ。

弟だって車で10分のところに住んでいたのに。わたし、車ないから下手したら弟の方が早いかもわからないのに。

『意識不明になったから大至急来てください』

と。

はい???

医療ミスとしか思えない電話に呆然としながら父と弟に連絡を入れて病院へ急ぐ。

母は脳の検査に行っているということだったが、私が到着するとちょうど病室に戻ってきて、幸い意識が戻った。

母はわたしに手を伸ばし、その手を握らながら

「どうした?大丈夫?わかる?」と聞くと強く頷いた。

看護師さんの「どなたかわかりますか?」

の問いにも「娘です」

と、答えたのでほっと一安心。

これをまた、家族に報告して、わたしはお医者さんに話を聞きに行った。

この医者が本当にひどい医者で、終始へらへらうすら笑いをうかべながら、

画像では何もわからないけど、脳に転移したかもしれないんですよねぇ。という。
わたしたちも、こんなの初めてでよくわからないんだけど、また明日詳しくしらべますけど、、、、、と。


そんなことあるの???
まあ、医者が言うのだからそうなのだろう。でもあきらめきれない。

わたしはここでセカンドオピニオンの先生を探し始める。

いがみあっていたこととか、憎しみとか、その時はそんなこと考えもしなかった。

幸い、病院関係の友人がたくさんいたので、方々に連絡して、お医者様を探してもらった。
感謝してもしきれない。


が!

その夜、父にセカンドオピニオンを検討しようと電話をして伝えると

「やめてください」

パードン?

「そんな、みっともないからやめて」

母の命を繋ごうと必死になることのなにがみっともないのか?

父からのLINE
「わたしとポチ(弟)は、最悪の事態を想定して覚悟して見舞っています。立派なことです。お願いです。みっともないことはやめてください」

このひと、頭おかしい。完全におかしい。

病院側も、ひどくて
「セカンドオピニオンを、検討したい」というと

「はぁ、、、、まあ、、、セカンドオピニオンに間に合うとよいのですが、、、、」

みたいな感じ。

まだ生きてるんだから、早く資料ちょうだいよ!!怒

奇跡的に2週間後に血液内科の権威の先生のセカンドオピニオン予約がとれた。
最悪の場合民間の救急車を使うことや、その場合の費用、予約先なども友人たちがみんな調べてくれた。






母が病に倒れた時

2021-11-29 11:58:00 | 母親
数年前の夏休み、わたしが海外旅行から帰ると、母が入院していた。

入院する二ヶ月ほど前に、元気に海外旅行をしていたくらいだから、入院したと聞かされても、
あら、疲れがたまったのかしら?くらいにおもっていたが、

母は重い病気にかかっていた。

無菌室に入院して検査検査の日々。

海外旅行で風邪をひいて帰ってきたわたしは、念のため、すぐのお見舞いは見送った。

父からは、そのことを「人でなし」と罵られた。
いや、医者が入っちゃダメって、、、、苦笑

病と、余命をあっけなく宣告されると、父は途端に母に優しくなった。
あんなに感情のゴミ箱みたいに扱っていたくせに、妙に優しい声をかけ、励ましていた。

モラハラ男は他者の前ではまともで、優しく、理想の旦那さんだ。

まあ、人としてはそれが正しいと思うけど、これから始まる治療、長引きそうな入院生活、ただでさえめげてしまいそうなときに、今更優しい言葉をかけられたとて、母だってやるせなかったに違いない。

すごいのは、母は何かを覚悟していたのか、救急に運ばれて即入院と言われたあと、根性で帰宅して身の回りを一気に片付けた。
何一つでてこないように。

スマホから一切の写真、メールなどを消し、かぎられたわずかな知人とのLINEのみ残してそれ以外はアドレス帳の中身もきれいさっぱり消されていた。

そう。彼女は多くの秘密を抱えて生きていた。
モラハラにバレたら殺されるような秘密も。

どんだけのすとれすだったろう。

今ならわかる。あんな夫と暮らしていたら、心がおかしくなっても仕方ないと思う。

当時は、母だけがヤバい人だと思っていた、、、、

けど、、、、、、

母が倒れると、そのモラハラは徐々に、でもわりとわかりやすく早く、わたしに向けられるようになった。

母のほぼ一生を通したモラハラされる苦しみをわたしはこの後数年にわたってあじわうことになる、、、、




お前の世話にはならないと何十年も主張していた愚かな母

2021-11-20 09:55:00 | 母親
わたしが小さな頃から母親はヒステリックで、
両親はしょっちゅう派手な夫婦喧嘩をしていたし、

わたしと弟も、
なぜそこまでぎゃんぎゃん狂えるのか?というくらい些細なことでしつこく怒鳴られ、怒られていた。

そうしたときに本当に何千回と聞かされた台詞がある。

「お前の世話になんかならない」

最初のほうこそ、突き放されたような気持ちになって悲しくなったが、何度も言われるとそのセリフのおかしな点に気づく。

『世話なんかしないよ!!』

そう。そんなことまでも、すでに当たり前に親の支配下なのである。

大人になっても争いは絶えなかった。

変わらず繰り返される理不尽を、子供の頃のように受け止めず、私が決して許さなかったからだ。(このあたりのことは、追ってまた書きます。大事な出来事だったので)

時がたっても同じセリフを繰り返して馬鹿にするしかない愚かな母

「あんたなんか大嫌いだ。産まなきゃよかった。早く家を出て行け。一生顔も見たくない」

大人になると、母親には不思議なことに「ブス」とは言われなくなった。(父親には言われた)


あぁ、そうだ。産まなきゃよかったとは一体どれだけ言われたことだろう。

子供の頃は本当に悲しくて悲しくて、、、


大人になってからのわたしは違う。

全ての理不尽に全力で対峙した。
人生で最も無駄だったと思う時間。本当に多くの時間を無駄にしてしまった。

でも、何か言われてポンと言葉を言い返せなかった最初の頃、じっと耐え、一人悲しみ、でも、絶対に負けないと歯を食いしばり、そして自分は何に傷つき、何に違和感を感じているのか考え、おかしいのはわたしじゃないと、ぐらぐら崩されそうになりながらもなんとか自分を保った。

この工程を長きに渡り頑張れた自分のことは、本当に褒めてあげたい。


「あんたなんか大嫌いだ。産まなきゃよかった。早く家を出て行け。一生顔も見たくない」

と言われれば

「私だって嫌いだ。勝手に産んでそんなセリフ吐くような母親は母親失格だ。こんな母親のもとに産まれてきて不幸だ。出て行きたくても先立つものがないからここにいる。顔を見たくないのはお互い様なんだから、静かに顔を合わせないように生活すればいい。かき乱さないで!」

と叫んだ。叫ばないと通じないのだ。聞いてるのか聞いてないのかわからない。言い逃げは許さない。
わたしは必死だった。わかってほしかった。どんなに嫌か。どんなに悲しいか。

それは完全に無駄な行為だったのだけど。

「安心しろ、お前の世話にはならない」と誇らしげに言う母に

「へぇ。絶対に世話になるなよ。そもそも、子供が親の世話するって誰が決めた?葬式にも出たくないわ。」


毎回叫びながら思ってた。

母親の真似をして、母も嫌な気持ちを味わえば、きっと私の悲しさがわかってわもらえると。
キツい言葉は辛いと。

わたしはこんなことが言いたいわけじゃないのに、、、、

わたしは、こんなふうにヒステリックに叫んで人にものを伝えたいと思ってないのに、、、

同じようにしても何も伝わらないのに、、、




そして、言い返されて逃げ道がなくなるとお得意の

「あんた、頭おかしいんじゃないの?精神病院に入れ!!!」

で終わる。

実は、母親も、こんなことが言いたいわけではないのに苦しんでいるかもしれないと思った。

のちのち

母親は、全くそんなことはなく、
暴言のすべては心からの本音だったことがわかり、わたしは存在の意味を全否定されて心の底から衝撃をうけるのだけど、、、、、




外の母と家の母、、、みんなから見えるお母さんと私のお母さん

2021-11-18 16:25:00 | 母親
子供の頃は、ちょっと変だなと思ってもうまく言語化できなかったりするので、外面が異様に良い母は、だいたいの同級生に

「ほんとに優しいお母さん」

と、言われていたが、数人、母の正体を見てしまった友達もいる。

友達がいたり、母親の来客がある時は、猫撫で声で非常に優しいのだが、バイバイした途端

「なんで友達を、連れてくるんだ?」とヒステリーを、起こす。

何度も怖い思いをしたのに、友達は手作りのお菓子を作ってくれてあれこれ世話をやいてくれる優しい、外向けの私のお母さんのことが好きで、うちに遊びに来たがるので、ついついお家で遊んでしまうと、笑顔を貼り付けたオニの目がわたしだけにわかるように
「あとで覚えてろよ、、、」と言っているので友達が帰るのが怖かった。

そう。手作りのクッキーやホットケーキ、プリンやデコレーションケーキ、マドレーヌ、カップケーキ、豪華なゼリー、、、

母はそうしたおもてなしができる人だった。
そこだけ切り取ると、私だって、本当に良いお母さんだよなぁって思う。
家中にお菓子の焼けるあまーい香りが漂っていて、そんなときは、ちょっと誇らしく友達を招き入れていた。

理想のお母さんの一面も確かに持っているのだ。

が、友達が帰り、ドアが閉まった瞬間、目つきが嘘のようにかわり

「おい、、、連れてくるなって言っただろう」
と、、髪の毛を引き摺り回す。

忘れ物をしたお友達がインターホンを鳴らさずにあわてて戻って来てしまったことがあり、その姿を見られてしまった。

母は、咄嗟にわたしを離し、いつもの笑顔を貼り付けて
「どうしたの?」

友達は恐怖に震えて目を見開いていた。

その後しばらくその子は学校では私と距離を置くようになったし、友達はうちに来たいと言わなくなった。

とにかく、いろんなところにイタリア製の陶器でできた花の置物をかざっていたので、普通に子供がはしゃぐと、ぶつかってそれが割れたりしていた。

秩序のない飾り方をするからだよ、、、と思うが、その場で友達は
「大丈夫?」と言われても、その後怒られるのはわたしだった。

地震の時、殆どの置物が落ちて壊れた時、わたしは心が本当にすうっとした。

意外なほどあっさりと、それらを処分する母に苛立ったりもした。

大切なものでもないのに、なぜあんなにたたかれなくてはならなかったのか?
まぁ、友達叩いたら大問題になるんだけども。

そう。何が起きても、悪いのはいつも私なのだ。この家では。


人の手紙を勝手に開けて見ることができる無神経

2021-11-18 15:48:00 | 母親
私の感覚だと、たとえ、開けてみてくれと言われても、私宛でない封筒を開けることには抵抗があります。

でも、我が家では当たり前に開封され中身を見られてから渡されます。

刑務所じゃないんだからさ、、、、

もちろん、、その手紙の内容でからかわれたり、罵られたりした経験はありすぎるくらい。

家でそれが当たり前でも、私の感覚ではそれはしてはいけないことですので、もちろんわたしはやりません

でも、、、

弟は、やってしまうんだな。40にもなって、、、、

怖すぎます。

余談ですが、私の職場に非常に危険なオツボネ様がいて、その方は人のことが気になって仕方がない様子。

人事からの社内便や、ダイレクトメールを勝手にあけて見たりしていたそうです。

なぜ、わたしがこのことを知っているかというと、本人が、そういうことを、して得た情報なんだけどね、、、

と、わたしに教えてくれたからです。

やんわり「だめですよー」って注意しましたが、本人は気にする様子もなかったです。

大人になるまで、不在中に部屋や鞄を勝手に探られ、ノートの落書きから授業中に回す手紙、ポーチの中身までチェックされていました。

大学生の頃など、学祭でエイズ防止活動の一環で学生に配っていたコンドームをみつけて発狂してました


異常ですよね、これって。