近畿日本鉄道のwebサイトを見ると、「近鉄には軌間(線路幅)の異なる3種類の線路が存在します。 奈良線、大阪線、名古屋線などの1435mm(標準軌)、南大阪線、吉野線、伊賀線(現伊賀鉄道)、養老線(現養老鉄道)などの1067mm(狭軌)、北勢線、内部・八王子線(現 四日市あすなろう鉄道)の762mm(特殊狭軌)です。」とありました。近鉄の発展の歴史がそのまま反映されているのが線路幅の異なる3種類の線路です。このうち特殊狭軌とよばれるものは現在では近鉄から離れていますが、南大阪線、吉野線はいまも近鉄の路線です。壺阪山駅は駅から向かい側のホームに渡るには、跨線橋などがなく、直に踏みきりのように線路を渡ります。線路幅は、狭軌です。橿原神宮前駅まで来ると標準軌の路線である橿原線が乗り入れています。橿原神宮前駅は標準軌の橿原線と、狭軌の南大阪線・吉野線が「Y」の字のように乗り入れています。
30秒の心象風景29761・壺阪山駅から~近鉄吉野線~
https://youtu.be/fUl-vVQYtQM