信州塩尻発 田舎暮らし日記

生まれも育ちも埼玉県飯能市。現在は移住して長野県塩尻市民です。 田舎暮らしや趣味の事、居合道の事等々を書いております。

みどり湖の水芭蕉と松本城の夜桜

2018年04月09日 | 信州の暮らし



昨日日曜日、前回の記事「みどり湖の水芭蕉祭り」が行われる湖畔の湿地に行ってみました。



倒れた花も多く、見頃を少し過ぎているようでした。
とはいえ、まだ芽を出したばかりの株も結構あったので、お祭りの頃も楽しめるかもしれません。





「夏の思い出」で「水芭蕉の花が咲いている」と歌詞があるので、夏の花と勘違いしてしまう方もいるそうですが、実は桜と同様に春一番の花です。

埼玉の実家でも祖父母が庭で1株栽培しており、小さい花をよく見ましたが、長野県に移住してから初めて見た水芭蕉はとても大きく、葉もまるで野菜のようだったことに驚きました。

実家では発泡スチロールの容器に湿地のような土を作り、頻繁に水換えして栽培していましたが、なかなか人工的に栽培するのは難しいようですね。

カタクリの花も咲いていました。
カタクリは花弁が反り返るはずですが、まだ咲き始めでしょうか?





カタクリと一緒に咲いていた、この花は何という花なのでしょうかね?
なかなか綺麗な花です。


そして、松本での稽古後に松本城の夜桜を見物…。

お堀の桜は、一部が辛うじて花を残していましたが、本丸を含めて殆どの桜は既に散った後でした。
今年は桜が咲いた途端に暴風雨になり、ハズレ年でしたから…

桜の時期は、夜の本丸庭園に入ることが出来、月見櫓で雅楽の演奏が行われていました。

















お城と散った桜と雅楽…なんて雅なのでしょうか…。

4年前から欠かさず松本城の夜桜見物に来ていますが、毎年違う景色が楽しめます。

和楽器を演奏されている方々は、松本の愛好家の方らしいのですが、とても格好良いですね。

私もお城祭りの折、本丸庭園にて開かれる剣道大会で居合道演武をしますが、国宝で演武が出来る事は大変貴重な経験ですし、先人達が守り抜いて来たお城、武道をこの時代に見られ、学べる有り難さを強く感じるものであります。
この雅楽を演奏されている方々も、きっと同じような気を持たれていることでしょう。

明治維新、戦争、占領政策、戦後教育など、幾多の危難を乗り越え、古の建造物、伝統、精神を守って来て下さった先人の方々には本当に頭が下がります。



それにしても…お城の周りにクレーマーが住んでいるのか分かりませんが、21時前に桜のライトアップが消灯というのは早過ぎますね…。
1年のうち数日しかないのだから、せめて22時まで点けていて欲しいものです。


そしてやはり花弁が見たいので、もう一つの桜の名所、弘法山古墳へ。
ココはまだまだ桜の花が楽しめます。
ライトアップも22時まで行っているので、お城の桜を見た後でも間に合いますし。





一年で最も楽しみにしていた桜の時期も間もなく終わり、徐々に夏へ向けて自然の力強い息吹を感じる時期になりますね。

間もなく山吹も咲き、渓魚も元気に泳ぐようになりますが…ゴールデンウィーク最終日の法事まで釣りはお預け。

ますます釣りが楽しみになります。


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