アメリカ人女性お二人の茶名披露茶会での手伝いに、色無地を着てまいりました。本来ならば、6月はまだ単衣の季節でロサンゼルスでもそれは同様なのですが、真夏並みの暑い日々が続いていることもあり、了解を得て袖を通しました。単衣の色無地をスーツケースに入れ忘れたことから始まった一連の騒動の結果、いろいろと深く悔やむことがありつつも、先生からお借りしたとても締めやすい絽の袋帯に若葉色のような帯揚、撫子色に似た帯締を合わせてみました。Tea Houseのテラスで日陰目の一葉です。
お席には単衣の方もいらっしゃれば、絽をお召しの方もいらっしゃり、さまざま。日本人のお客さま、お手伝いの方々はもちろんのこと、主役のお二人含めアメリカ人の三分の一ほどの方たちも皆さんきちんと夏着物をお召しになって壮観でした。男性も紋付の絽、持っていらっしゃることからして驚きでした。
独特の衣装ということでいうと、隣町からいらしたという仏僧たちは緋とも深緋ともつかぬ僧衣をまとっておられました。ネパール系の方々かと推測しておりましたら、随分お年を召した高僧らしき方から、腰につけていた朱のふくさについて、「この色は私たちの色ですよ」とお声掛けいただきました。時間の余裕もなく、あまりお話を伺えなかったことが、心残りです。またの機会がありましたら是非レポートいたします。
お席には単衣の方もいらっしゃれば、絽をお召しの方もいらっしゃり、さまざま。日本人のお客さま、お手伝いの方々はもちろんのこと、主役のお二人含めアメリカ人の三分の一ほどの方たちも皆さんきちんと夏着物をお召しになって壮観でした。男性も紋付の絽、持っていらっしゃることからして驚きでした。
独特の衣装ということでいうと、隣町からいらしたという仏僧たちは緋とも深緋ともつかぬ僧衣をまとっておられました。ネパール系の方々かと推測しておりましたら、随分お年を召した高僧らしき方から、腰につけていた朱のふくさについて、「この色は私たちの色ですよ」とお声掛けいただきました。時間の余裕もなく、あまりお話を伺えなかったことが、心残りです。またの機会がありましたら是非レポートいたします。