築地市場移転反対デモ「東京大行進」


2009.6.27「築地市場の豊洲への移転反対デモ行進」に参加しました。
今年一番の炎天下。みんな必死の行進です。
なんとしても石原独裁都政をチェンジ!!
そして政権交代を果たし、「卸売市場法」を改正して、土壌汚染対策法で指定する工場跡地などの汚染地域への市場の建設をストップさせる!!
ガンバルゾオ!!
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豊洲新市場予定地における環境確保条例第117条に基づく調査の公開見学会に参加


5月23日(土)、東京都主催の「豊洲新市場予定地における環境確保条例第117条に基づく調査」の実施状況の公開見学会に参加しました。事前に往復ハガキによる参加者の抽選が行われ、4回に分けて行われた説明会には、1回につき約30名が参加して、豊洲建設予定地での作業の様子を見学しました。

東京都が用意したバスで移動しながら、3ヶ所の作業現場を見学しました。1ヶ所目は地下7~8m地点で約1mの土壌を採取しているということでしたが、掘削された土壌は、画像のとおり!見るからに現時点で既に液状化している様子です。しかも作業されている民間会社の方は素手の方もいらっしゃり、かつ全員「ノーマスク」。健康被害が出るのではないかと、心配になりました。

2ヶ所目も3ヶ所目も土壌は水分をかなり含んでおり、どう見ても液状化を疑わざるを得ない状況です。見学会は1時間でしたが、30分たった頃から目と鼻の奥のほうがムズムズしてきて、空気が非常に悪いことに気づきました。周囲を遮るものがない埋立地ですから、砂埃が舞っているのは当然ですが、それだけではないことを私の目と鼻が証明しました。極端な例をあげると、ベンゼンやヒ素・シアンなどがどんどん揮発している状態なのかもしれません。土壌調査とともに、大気汚染の調査も行う必要があると確信しました。

採掘された土を見て、豊洲の予定地の土壌は、既に液状化していると思われることが判明しましたし、先行して21日(木)に行われる予定だった「豊洲新市場予定地における土壌汚染対策等についての説明会」は、民主党の川内博史衆議院議員が傍聴しようとしたことをきっかけに、東京都が直前に開催を延期したりと、ここへきて東京都の強引なやり方に、明らかに綻びが見え始めています。

現在の築地市場のままでの再整備こそが、市場で働く卸業者の皆さん、築地を愛する買い物客の皆さん、そして世界中から集まる観光客の皆さんなどすべての人々が納得する計画です。東京都は築地の土地を売却し、そこには「2016年東京オリンピック」のメディアセンターを建設すると言っていましたが、築地市場移転問題とオリンピックとが一体であることがあからさま過ぎて、メディアセンターについては昨年撤回しました。しかし、新たに建設されている環状2号線は築地市場跡地を横断させる「オリンピック道路」になる予定で、結局は、築地移転とオリンピックとはつながっています。地に足のつかない空想もここまでくれば妄想とも言え、時代錯誤、利権政治の権化のような石原都知事の横暴です。

7月には東京都議会議員の選挙が実施されます。都議会民主党は、築地市場の豊洲への移転には反対し、現在地での再整備を検討するとマニフェストに明記しています。更に、国政では、民主党が政権を担ったら、「卸売市場法」を改正して、工場跡地など土壌汚染対策法で指定された汚染地域への卸売市場の建設を認めないはずです(豊洲の予定地は該当します)。国民の健康を考えれば、民主党の政策は当然の主張です。

とにかく、30分もいたら目や鼻がムズムズしてくるような所に、生鮮食品を扱う市場を建設するなど言語道断!民主党の力で絶対に豊洲移転を阻止します。
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土壌調査の様子

実際の調査現場の様子です。
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見学ツアーの様子

目も鼻もムズムズ!!空気悪~い。大気汚染の調査もすべきです。
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怪しい人影!?

豊洲の新市場予定地に向かう「ゆりかもめ」の車中で。
UV対策。
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築地市場:矛盾が曝露されたシナリオ通りの茶番劇~専門家会議最終報告

築地市場を豊洲の東京ガスの工場跡地に移転したい東京都が、7月26日(土)最後の「豊洲新市場予定地における土壌汚染対策等に関する専門家会議」を開催した。ざっと見たところ500名以上の傍聴希望者が訪れ、それぞれに都の横暴に対する抗議の姿勢を見せ、気温以上の熱気が感じられた。

予想通り、会議は儀式そのものだったが、2時間割かれた傍聴者との質疑応答は、結果的に、東京都と専門家会議の「最初に移転ありき」のシナリオを、見事に明確にあらわすものだった。最悪だったのは、今後東京都が行う土壌汚染対策を監視する責任があると一度は認めた専門家会議が、座長自ら最後の最後の答弁で「今後のことは関係ない」と主張したことだ。文書化されたパブコメに対する専門家会議の考え方に「専門家会議は、食の安全・安心を確保する観点から、東京都の土壌汚染対策の妥当性等について検討し、評価・提言を行うことを目的としています。」と明記されていることが指摘されると、一瞬たじろぎ、まともに答弁できない座長。所詮は、東京都のまわし者、報告書が提出された7月26日をもって、専門家会議のメンバーはこの問題からは逃げるのだ。

揮発性物質であるベンゼンやシアン化合物についても、現在の日本では土壌からの気化曝露は考えられていないと斬り捨てた。そんな専門家会議の意義とは、いったい何なのか。十二分に想定され、内閣府も既にシミュレーションしている「東京湾北部地震」への東京都の対応は、皆無。東京都としてのシミュレーションを行っていないことを白状し、「東京都は橋や地下鉄など過去に工事の実績はあり、土壌汚染対策や液状化に対する技術には自信がある」と答弁するまぬけな職員の存在には驚くばかり。小学生でも「そんなの食の安全・安心とは関係ないっ!」と大合唱するだろう。

お魚好きの消費者は、今日はどんなネタが築地から入っているだろうかと、ワクワクしながら魚屋さんに行く。特に釣りものの旬の魚が並んでいた日には、考えていたメニューなど一瞬にして吹き飛び、そのお魚中心の献立が頭の中をかけめぐる。そんな消費者がいるからこその築地市場なのに、土壌汚染された豊洲(東京ガス工場跡地)に市場を移転してしまえば、間違いなく消費者の食指は遠のいてしまう。だって、猛毒のシアンが青酸カリに変化して付着しているかもしれないお魚を、環境基準値の1/10以下ですから安心ですよと言われて買う消費者が、どこの世界にいるだろうか。専門家会議が科学的に太鼓判をおしたことが、結果的には伝統の食文化を衰退させることになる。

何故、築地のままでの再整備をしないのか。消費者が賢く東京都の魂胆を見抜かなければ、日本の食文化は破壊されていく。築地市場を売りはらい、食文化の財産をぶち壊す権利は、東京都にも石原都知事にもありはしない。この問題の本質は、木を見て森を見ない戦後日本の行政の在り方によるところが大きい。食文化の本拠地たる築地市場が、東京都の横暴によって一瞬にしてぶち壊されても良いのかどうか、思慮深い判断を、今こそ消費者が下さなければならないのだ。
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「第8回豊洲新市場予定地における土壌汚染対策等に関する専門家会議」傍聴

本日開催された「第8回豊洲新市場予定地における土壌汚染対策等に関する専門家会議」を傍聴しました。東京都は、事前に、来る7月26日(土)開催予定の第9回専門家会議を、専門家会議の最終回と一方的に決めました。議論を待たぬまま、事実上今日の会議を、専門家会議が提出する最終報告書の原案の確認会議と位置づけたのです。

最終報告書の原案には、驚くべき文言が並んでいます。例えばシアン化合物については、『飲料水の水質基準の1/10未満と非常にわずかであり、食の安全・安心の観点から見ても悪影響が及ぼされる可能性は少ないと考えられる』とあります。どうです、皆さん、こんなこと平気で報告書に書ける「識者」の方々が、この専門家会議のメンバーなのですよ!報告書には、「有毒物質は検出される。でも微量だから安全だ。」と明言されているに等しいのですから、開いた口がふさがりません。

専門家の皆さんが、時代の趨勢をまったく理解していないことに、私は驚くばかりです。ご存知のように、どんなに安全だと言い張っても、料理の使い回しや産地偽装が発覚した業者は、次々と廃業に追い込まれています。実際、安全という言葉の意味だけで言うと、使いまわしの料理の中には確かにそういうものもあるかもしれません。ブラジル産の鶏肉は、脂肪が少なくヘルシーな上に、味も抜群だそうです。しかし、消費者は、そんな業者の嘘を許してはいません。もし仮に、万が一、豊洲新市場でシアン化合物が検出されたら・・・・・・・。たとえ環境基準値以下の値だったとしても、検出されたという事実だけで市場は機能不全に陥ることは間違いないでしょう。いったい、その時、誰が責任をとるのでしょうか???

食の安心・安全という観点では、有毒物質であるベンゼンやシアン化合物は、絶対に検出されてはならないのです。検出されたというだけで、消費者は市場で扱われる水産物にそっぽを向いてしまいます。わかりきったことなのに、何故、こじつけの理由を並べ立て、東京都は豊洲予定地の安全性を強調しなければならないのでしょうか。明らかに、移転ありきの議論を東京都は進めています。しかも、急いで。東京オリンピックに間に合わせようとして・・・・・・・・・・。

本日公開された最終報告書原案のクライマックスには、次のような文章が書かれています。『万が一、液状化により土壌や地下水が噴出した場合には、噴出した土壌や水を速やかに回収し、念のため環境の状況を把握した上で適切に処理する』。これが、科学者が書く文章でしょうか!?「万が一=(1/10,000)」とは、0.01%のことなのでしょうか!?科学的エビデンスによらないどころか、「速やかに回収」「適切に処理する」などは、あまりにも抽象的で稚拙な表現です。第一、ベンゼンもシアンも揮発性物質です。

最終報告書原案は、今週半ばに東京都のホームページにアップされるそうです。会議中、傍聴者からクレームがついたため締め切りは確定していませんが、本日7月13日から、この報告書原案に対するパブリックコメントが募集されます。是非皆さん、理不尽な東京都の横暴に、一言もの申してください。詳細は東京都のホームページに掲載されています。

石原都知事は言いました。「膨大に膨れ上がった新銀行東京の累積赤字は、当時の経営者の責任だ。」石原都知事とはそういう人です。豊洲に市場を移し、築地の跡地を我が物同然に扱いながら、万が一、豊洲新市場で有害物質が検出されたら、彼は必ず責任を、誰かになすりつけるに違いありません。それでも皆さん、伝統の築地市場、世界のブランド「TSUKIJI」を、このままぶっつぶしても良いのですか???
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築地市場移転反対:「7.12東京大行進」~出発前

築地市場移転反対のTシャツにねじり鉢巻(!?)・エプロン・軍手・長靴といういでたちで臨みました。

街宣車では、党派を超えて各級議員が移転反対を訴えました。
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築地市場移転反対:「7.12東京大行進」

東洋最大の魚河岸「築地市場」は、いまや世界ブランドにまで上りつめている。漁師さんたちは、トップブランドである築地市場に出荷することを目指し、世界中の人々が、最高の味を求めて「TSUKIJI」を目指し日本にやって来る。

東洋最大の魚河岸は、築地にあるから「TSUKIJI」なのであって、もし仮に築地市場が豊洲に移転してしまったら、観光客はおろか普段の消費者さえも、パタリと市場には行かなくなる。何故なら、豊洲は有毒物質にまみれた「毒市場」になるからだ。

本日7月12日(土)、再び、築地市場の移転に反対するデモ行進が断行された。「7.12東京大行進」と銘打たれた今日のデモには、炎天下、1,000人以上の心ある人々が参集した。築地市場を出発し、東京駅近くの常盤橋公園までの約2時間、シュプレヒコールをあげながら、道行く人々に市場移転反対を強くアピールした。

不肖私も、最大限の力を振り絞り、往来する人々に移転反対を呼びかけ、多くの人々と眼と眼を交わし、そしてうなづき合った。小走りに追いかけてきて、拳をかざして下さった女性。「わかったよ」と言わんばかりににっこりと微笑んで手を上げてくださった男性。終いには、取材記者の人々もうなづく仕草。周辺の人々の心は1つになった。

デモ行進に参加した人々の真剣な訴えは、周辺の人々の琴線に触れ、共感の輪は間違いなく広がった。皆、石原都知事の暴挙に、辟易とした表情だ。明日は、第8回目の「豊洲新市場予定地における土壌汚染対策等に関する専門家会議」が開催される。新銀行東京問題に大手町再開発問題、そしてこの築地市場移転問題、石原都知事の横暴を、これ以上絶対に許すわけにはいかない。このまま石原都知事に寄り切られないよう、私たちは崖っぷちに立たされてもなお、全身全霊を尽くして社会正義を守り抜かなければならないのだ。
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築地の風景

画像は、プログラムからです。
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