
地味で質素に過ごしたクリスマス

街はそそくさとツリーを片付けて
まだかまだかと正月準備
会社で年末調整の現金袋を
本社から事務所へと預かり
100万以上の現金を
腹の中に隠し歩く
もしも落としたり
ひったくられる事などあったら…
考えただけでも恐ろしく
通りすれ違う
誰もがお金を狙う
悪党に見えてしかたない
いつも何気通る道が
スラム街へと風変わるものだ
あくまで自然にを意識するも
かえって不振な行動を
とってしまうのが
人というものだ

事務所に戻って鍵を二重にロック

例え
寒さに凍えた
おのののかがドアを叩こうと
けしてドアを開けてはならない
静まる事務所が気持ち悪い
テレビをつければ
流れるドラマの再放送
石原さとみと松潤がいい感じだ…
おっ…
おぉぉ
のぉぉぉぉぉ!!!!!!
ラヴシーン省略
(シーンは変わり朝、胸元まで肌布団)
ガチャガチャ
おのののかか?
ちっ!!
仲間が現場から戻ってきた
カーテンをしめて篭城したくなる
ネコババする者
家に納める者人それぞれ
ひかれものの余計な分が
戻ってくるだけであるが
やはり皆
年に一回の楽しみとなっている
「お前いくらや?
厚いっちゃないとや?」
いやらしくも
封筒を指で挟みあい
その厚さで期待を膨らませ
中身を確認する姿は
まるでお年玉を貰った小学生のようだ
ちなみにうちは
ポルシェを買おうと思ったが
半年に一度の穴埋め清算へと消え去った
あぶく銭を握り締めた後輩の若者に紛れ
忘年会へと参加した
魚は新鮮で美味しかったが
コース料理の量が少ない…
飲み放題付き4000円

お湯割り1杯
熱い緑茶2杯
コーラ1杯
完全なる赤字であるが
前回の忘年会にて泡唾がダラダラと垂れ
悪寒にブルブル震えた夜を思い出すと
どーも飲む気分にはなれなかった
微妙に近場の飲み屋から
やっさんと歩いて帰ろうと歩く事数分
近くに住む妹に泣きの電話をし
迎えに来てもらった
こんな時に嫁が車の免許をもっていたら便利だな…
そう思いながら
だいぶ手馴れて上手ではあるが
少しハイスピードな妹の運転に
少しビビッていたのは
何も言わないが
やっさんも
そうだったであろう
私だけではなかったはずだ
そして木工日和の晴天となった今日

玄関の門柱?というのでしょうか

ウッドデッキの塗装しました
そしてパタパタ扉の棚が完成しました
扉の形状が少し微妙ではありますが
そこは試作品と勘弁していただくとして
嫁さんにプリーズ
「扉いらんかったね」

その心無き一言に思わず
加齢臭に満ちた私のニット帽を
口の中に詰め込んでやろうかとさえ
思いました
今回苦労したのが
斜め具合と扉の兼ね合いだったんですがね
寸法とったら扉外します
ガーデニングシェルフ
出品致しました
少し緊張しています
ハト屋164でした