檄文!!サッカー

熱くなり、何より愛すべきサッカーについて書きます。
その過程で得られた市民意識を元に、世情についても論述中。

広島カープ前田 2000本安打達成 ヒーローインタビューを見て

2007年09月01日 19時30分12秒 | 野球+大相撲
彼は終始低姿勢で、チーム愛から現在の戦績を詫びていた。とても名球界入りを果たした様な選手ではなく、代打で活躍した下積みの長いベテラン選手の様な感じさえした。

 「彼の職人気質が気取らせず、そうさせるのである。」

 「そこには確かな、ダンディズムさえあった。」

そしてそれを祝福する広島応援団を筆頭に観客が素晴らしかった、前田・前田と下手に連呼する者は無く。

彼の言葉に静かに耳を傾け、噛み締めて聞き入っていた。

前田も広島カープを誇りに思えば、広島市民を初めとする彼を見知るファンにとっても誇りである。

 「ここには何にも代え難い、心で繋がれた絆が存在している。」

最後に。

彼のコメントでは割愛されていたが、前田が一番感謝しなきゃいけないのが広島市民球場。

ここが天然芝の球場で無かったら、彼の膝は野球を続けて行く事を許さなかっただろう。

既に2年後には、施設の老朽化を理由に広島市民球場は使われなくなる事が予定されているらしい。

新球場を建設すれば、固定資産税の問題も出てくる。

既存の広島市民球場を大改修する形で作り直せば、固定資産税は発生しないだろう。

その点では、西武ドームは節税に心血注いでいた堤義明の意思が汲み取れると言える。

他の野球チームは、ドーム球場の足腰への負担を考慮しなければならない。

人にやさしくない競技建築は、絶対に認められない。

出来るだけ早く、コンクリートのグラウンドは廃止しなければならない。

これは、人間が運動や仕事をする場所を選ぶ権利として当然の主張であり。

認められなければならない、切実な窮状である。

なにしろ、コンクリートのグラウンドは危険を伴う。

人体に重大な損傷を与える恐れがあるのだから、その主張が認められない方がおかしい。

まずコンクリートグラウンドである球場の設計者を訴える必要がある、公共物である場合にはそれが可能であろう。

危険であったり、人体にやさしくない建築物は日本中にある。

それはゼネコンや土建屋が、勝手に何でも作りたい放題やっている現状があるからだ。

監査すべき国土交通省や、地方公共団体の建設課も訴えられてしかるべきだ。

野球人は、こと野球場の問題においては、虐げられている存在であると言えるのだ。

この問題は、選手会をフアンがバックアップする形で労働訴訟に発展させなければ解決されないであろう。

心あるファンは、一人でも多くの理解ある仲間を増やすべく。

一人一人がこの問題に向き合って、意見を出し合わなければならない。

選手を救ってやれるかは、一人一人の行動力に掛かってる。


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