_下記は昨年、クラブにメールしたものです。
_昨今のスポーツ界は、リスクヘッジばかりに気を取られ……。
肝心の共存共栄が、疎かになりがちです。
『0円』問題は、柏レイソルで大量に退団者が出た際に……。
0円提示として、話題に上がりました。
現在の新潟では、『0円移籍』が問題視されている様です。
代理人は、J2に降格したら移籍出来る等々の条件を盛り込んだりするそうで……。
_これらを防ぐ手立ては、「0円提示をやらない事」。
「0円移籍をされて困る選手とは、長期契約を結ぶ事」。
この2つになりますが、0円提示をやらないという事は……。
引退まで契約し続けるか、選手が違約金を残して去っていくの二つに一つです。
これは、現実的ではありません。
_そこで優先順位として、新人と3年契約を結ぶ事等が奨励されている様です。
J2などでは、新人も1年で切るチームもあります。
どちらが良いかは明白で、これは1年で切れるなら切った方が双方にメリットがあります。
怪我等で切られる場合は、問題ですが……。
他チームに拾って貰える実力があれば、試合に出て磨くべきですし……。
まだプロとして身体が出来ていないのであれば、それも試合に出続けなければ解決しません。
_新人やユースに余計なコストを割く事で、レギュラー争いをチームで起こせなくなっては本末転倒です。
レギュラークラスは、無理して長期契約を結ばなくても 良いでしょう。
本当にプロテクトすべきは、チームの競争力を保証してくれる選手です。
_現在のケースで言えば、小川選手を完全移籍で獲った事で競争力が生まれる事でしょう。
前半戦は明らかに競争力を欠き、その事で選手が切磋琢磨出来ない状況を生み出していました。
選手を揃えられなければ、誰も必死にプレーしないという事。
_10の選手を3人しか雇わないよりも……。
7の選手を4人雇った方が競争力は高まります。
この原理を中堅にも採用するならば、7の選手を5人揃えるより……。
少しだけ落とした6の選手を6人揃えた方が良いのです。
この原理が上手く回れば……。
8人揃えるコストで10人 揃えられるだけでなく、C契約で1人加えるオマケも付きます。
_上記はいくつもある選択肢の中で、一つの単純な例ですが……。
新潟の様なクラブがリセットを選択した事で、考えなければならない事柄は増えていると思います。
例え選択が実を結ばなかったとしても、選手もチームも歴史を紡いでいく事には変わりません。
どうか重い荷物は、早めに下ろして……。
チームに再び飛躍の機会が訪れます事を、御祈り致します。
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