_本日行われたJ2 第34節、11試合のうち7試合が終了しました。
順位表で、上位のチームが勝った試合は東京V-愛媛戦だけでした。(21:28)訂正
着目すべきは、10位の北九州までもが昇格争いを望める位置に付けてきた事。
残り8試合で、3位~10位の8チームに昇格の目出てきた混戦。
それを演出しているのが、下位陣の近年に無い好調さでしょう。
開幕前は、チームが増えてJ2で戦えないクラブが出てくる事も予想されていた筈です。
蓋を開けてみれば、チームとして歯車が噛み合えば上位陣を倒してしまう力を発揮する。
_昨年から、J2戦国時代と形容されており……。
試合結果が読みにくく、興業としてはJ1よりも成功している部分があると思われます。
その陰には、各チームがそれぞれのスタイルを築こうと努力してきた成果が表れているのだろうと思います。
_これ迄は、まだプレーが可能なベテラン選手が簡単にユニフォームを脱いで引退してきました。
しかしサッカーダイジェストの連載コーナー、玉乃元選手が同じく元選手のセカンドキャリアについてインタビューする企画。
タマジュンという名前ですが、そこに中西哲生さんが呼ばれた記事が先週号に掲載されてました。
そこで話されているのは、サッカー界での仕事も飽和状態であるという事。
少子化の問題もあって、新規の雇用機会が生まれる事が少ないのでしょう。
_そうなってくると、選手もセカンドキャリアを選ぶよりも……。
より現役にこだわった選択が、しやすくなったとも言えるのです。
勿論セカンドキャリアの事を考えれば、引退が早い方が良いという意見もあるでしょう。
_しかし現役生活は、一度引退してからは二度と戻れません。
例え戻れたとしても、並大抵の努力では勝ち取れません。
生涯で一度きりの貴重な時間を、有意義に過ごす事。
その為に、J2という選択肢が選手達の頭の中にハッキリと現れたのです。
_環境変化と意識変化によって、それ迄に不足しがちであった。
チームをまとめるリーダーシップのとれる選手を、各クラブが契約出来る様になりました。
若いチームを、引っ張る心構えを説くベテラン選手。
彼等がリーグ全体で増えた事で、より競争力を保ったチームを育む土壌が生まれたと言えるでしょう。
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