檄文!!サッカー

熱くなり、何より愛すべきサッカーについて書きます。
その過程で得られた市民意識を元に、世情についても論述中。

J2 第34節 勢いの差が出た一日

2012年09月17日 21時43分09秒 | Jリーグ+日本代表+アジア

_良い意味で、期待を裏切る結果が殆どの試合で生まれました。

上位が勝ち続ける魅力もありますが、下位が健闘する事。

これは、競争力のあるリーグである為に必要不可欠です。

 

_サッカーにおいて勝敗を分けるファクターになりうるのが、チームの勢いです。

調子の良いチームは、1年を通して見た場合。

例え最悪の状況が、それまでに長く続いていたとしても……。

一度、歯車が噛み合い出すと勢いをもたらします。

 

_逆を返せば、勢いに乗れないチームは結局……。

インパクトを残せないまま、不完全燃焼するしかありません。

今日の試合は、そういった意味で明暗を分けた様に思えます。

 

_チームとしてのバイオリズムを、安定させる事は特別難しくありません。

逆に勝負どころで上向きにしたり、疲労が蓄積してきた際のリカバリー。

そういった要所要所での手綱裁きに、チームとしてのマネジメント能力が問われます。

 

_つまり厳しい言い方をすれば、J2のクラブには適切なマネジメントが行われていないのです。

もしくは、そのマネジメントを超えるだけの勢いを持ったチーム。

それが、複数存在するとも言えるでしょう。

 

_今日は下位のチームが日程的に厳しい中で、そのマネジメントを卓越したクオリティーを発揮出来たのだと思います。

そのチームを支える熱意や、真摯さこそが日本のサッカー界に必要であり続けるのです。

小さな番狂わせが集まって、刺激的なリーグは出来あがるとするならば……。

今日の結果は、その一ページとなるでしょう。

そして、間違い無く人々の記憶に残る一日になったかと思います。

 

(2012年9月27日 7:40 修正)



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