イチロー怒られた!マ軍崩壊で強まる「放出論」
マリナーズにイチローが加入したのは、2001年。
任天堂は経営危機に陥ったマリナーズを救う為に、1億ドルの資金を集めた。
シアトルの投資家グループと、「ザ・ベースボール・クラブ・オブ・シアトル」を結成。
1992年の1月29日には、交渉が正式に申し込まれた。
そして度重なる議論を経て、6月11日になって全オーナー会議で承認されたのだ。
ちなみに、イチローがオリックスでプロキャリアをスタートしたのも1992年である。
マリナーズが勝てないのは、長打率が低いイチローを重用しているからだと言われる。
またオーナーとのパイプから、監督よりも権限が強いとされている。
サッカーの世界で言えば、ローマのトッティの様な話なのだろうか?
ローマの王様の様な、特別な存在では無い事は確かだと思う。
イチローがチームに戦術的な話をする事は、あまり考えられないからだ。
トッティは、チームの戦い方に注文を出す事が普通である。
多くのサッカークラブにおいて、中心選手にはそういった発言権が認められている。
しかし野球の場合、静止したスポーツである。
戦略や戦術を、1人の選手が担うのは厳しい。
出来たとしても、捕手だろう。
あの野村克也 でも、選手兼監督は大変な激務だったと言う。
イチローに、それが務まるはずが無い。
よってイチローが監督よりも力を行使する事で、チームに悪影響を与えているという論理は通用しない。
野球を知らない人へ、印象操作をしているに過ぎない。
また長打率が低い事が、チームの貢献値を下げているとは言えないだろう。
2010年までの、記録を参考にしてみよう。
長打率(.386~.465 AV.430)よりも、出塁率(.350~.414 AV.376)の方がはるかに大事である。
また、打率(.303~.372 AV.331)よりも得点圏打率(こちらは、wikipediaにデータ無し)の方が大事だ。
また野手にはそれぞれ、役割がある。
イチローは守備と足(26~56盗塁 AV.38)という、調子に左右されない武器がある。
また、併殺打も少ない事でチャンスを潰す様な愚かなバッティングもしない。
さらに敬遠された7~27 (AV.15.5)という数字も見れば、チャンスで嫌なバッターである事を証明している。
打者1人を捕まえて、なんくせをつけるマスコミはどうしようもない考えを広めたいのだろう。
優れた選手を賞賛出来ない文化は、優れた選手を育まない土壌を生む。
きっと、マスコミはそういった土壌汚染を狙ったキャンペーンをこれからも続けていく。
2012年9月6日 2:02 記事修正
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