試される管理者 状況予測編

 

_「事の発端は26日の紅白戦をするにあたって、グラウンド状況に不備があったという一件」

 

「25日の降雨量、58.5 ミリ　１時間の降雨量も 21.5と土砂降りの雨だった事が伺えます」

 

「では……、なぜ小野監督のカミナリが落ちたか？」

 

「前日が大雨で、御機嫌斜めだったという訳にはいきません」

 

「これには、伏線があると考えるべきです」

 

「１２日に、６１ミリ、１時間に２０ミリと２５日より酷い雨量がありました」

 

「この時も、グラウンド状態は２５日に不備がある位です」

 

「事件１３日前は、もっと悪かったかもしれません」

 

「１７日には、４２ミリ、１時間に１５．５ミリと１２日と２５日よりはマシながら大雨です」

 

「まとめます」

１２日　６１ミリ　１時間あたり２０ミリ

１７日　４２ミリ　１時間あたり１５．５ミリ

２５日　５８．５ミリ　１時間あたり　２１．５ミリ

 

「小野 剛監督は、３回に渡ってスタッフに懲罰を下したのか？」

「調査が妥当ならば、２５日の１回限りでしょう」

「ならば、１２日・１７日の降雨によるグラウンド不備が改善されないが故に起こした」

「そういった状況理解は得られます」

 

「２９日にも、これらより規模が小さくなっておりますが……」

 

２９日　３３．５ミリ　１時間あたり　１７．５ミリ

 

「また、大雨にグラウンドがやられています」

 

「やはりどこかで、カミナリが必要だったのでしょう」

 

「しかし、監督が汚れ役をしなければならない熊本というクラブ」

 

「池谷友良GM兼社長も、電話に張り付いてないでグラウンド整備を加藤久みたいに率先してやるべきです」

 

「監督は、元日本代表の分析部隊出身なのですから……」

 

「ビデオの確認に余念なく、今季も後半戦は勢い持ってチームを鼓舞された結果」

 

「後半戦は上位の成績を収めてこられた訳です」

 

「マネジメント的には、雨降って地が固まっております」

 

 

 

2015 11月1１日 14時　誤変換修正