ネットでたまたま「与那国島海底地形」についての記事を見た。
(わー懐かしいな)
と思ったのは、なにも現地に行ったことがあるからではない。
その昔、中学校の英語の教科書に「神秘の海底遺跡」みたいなテーマで載っていたから。
当時は、日本にもこんなにワクワクできるものがあるのかと思っていました。
でも、今さっき改めて、ネットでササッと調べられる範囲で調べてみたら、圧倒的に「自然地形である」派のほうが多いということでした。
歴史的な事物の実証は、それなりの証拠となるものがないといけないのは、論文を書いた身としては重々承知しています。自分の場合は、内容もクオリティもしょっぱいものでしたが。
にしても、そもそも研究の土台にすらあがってないくらい「自然地形派」が優勢なのは意外でした。
というのも、「自然現象(波浪による侵食など)によって作られたとみられる痕跡」があるが、「人工的に作られたとされる証拠」が少なすぎる、ということみたい。
過去に文明があった、儀式の場としての遺跡があった、というロマンは確かに認めるけど、説得力がないとただのロマンでしかないんですよね。
中には、「自然現象によってできた地形に、人々が手を加えた説」もあるみたいなので、まあ妥当なおとしどころじゃないかなっておもってる。
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