見ました。
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
野村萬斎の安倍晴明、今回ちゃんと見たけどほんとにすごかった。
むかーしの記憶に、市原隼人演じる青年が何かに取り憑かれて獣のように暴れてた記憶があったが、あれは2作目だったようです。
来たるべき「陰陽師0」のために、予習も兼ねて。
涼しい顔で凄いことをやってのける晴明の大物感がすごくて、野村萬斎の汗一つかいてなさそうな涼し気な顔がハマってましたね。
敵役には真田広之(!)、安倍晴明ときたらこの人っていうくらい有名らしい芦屋道満。
アクションは言わずもがな、呪をかけているときの声や、早良親王取り込んでからの迫力とか、なかなかに見応えありました。
晴明の相棒となる博雅。
芸事には秀でている純真な男。
清明には強がってたのに、あっさり月をプレゼントしちゃう。かわいい。
もうちょいこの二人の友情にフォーカス当ててほしかったところはあるものの、人の心がよく見える清明からしたら、こんなに分かりやすくて真っ直ぐな男は面白かったんだろうな、と。
それゆえに「博雅のために」都を守ろうと決めたんだろう。
そんな現世組もいいけど、不老不死(!)の女性、青音の正体と最期に、思わず涙しました。
よくよく考えりゃ酷い話だよな。
冤罪で死に追いやった上に、その愛した人を永遠に縛り付けるという。
鈴の音に反応して道尊に抵抗するのも良かった。ここの真田広之もやっぱりすごい。
「150年…それほどに、私をまっていたと…」
くっ…
泣ける。
なんかさあ、「邂逅」を聴いちゃったからなのかなと。
清明と博雅っていうわかりやすい2人もいるけど
、青音と早良親王の二人がすごい良いよね。
うんうん。
「陰陽師」と今回の「陰陽師0」に、直接のつながりはないとは思うけど、安倍晴明周りのいろいろがわかってよかったかな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます