くまさんの日常

日々の出来事をつれづれなるままに書き連ねています。治療院の裏話や本音がにじみ出るかも

上昇38日(開始より65日)

2007-11-08 11:12:16 | 健康について(Dietほか)
今週は月曜日にはじけてしまったので、ちょっと借金の返済にいつもより工夫が必要です(^(ェ)^;

さて、休みなので朝からちょっとこの65日を振り返ってみました。
開始3週目からカロリー計算だけ始めました。最初の2週間でわかった事、それは「酒」課題はどうしても「酒」

【3週目】
なので3週目は酒を飲むとどのぐらいカロリーを取る事になるのか計算してみました。毎日飲んで、好きなだけ飲んでると一日確実に3000kcal以上摂ってます。室内の仕事だし、ほとんど運動をしないってことは.... そのときの体重の一日必要カロリーを調べてみたら、確実に維持出来るだけのカロリーを摂ってました。だからといってここで酒を減らす選択をするのはなんか負けたような気がして悔しいので(誰にだ?)、いかにして飲み続けたままダイエットするか工夫する事にしました。

【4週目】
相変わらず毎日飲んでいますが、つまみを工夫したので3000オーバーになったのは1日だけ。平均カロリーも2259kcal

【5週目】上昇フェーズに入る(カロリー制限開始)目標<2000kcal(実績1977kcal)
何となく傾向が掴めた気がしたので、カロリー制限を始めました。
いきなり減らすのではなくて、まずは2000kcal以下に出来るか工夫してみます。ちょうど日曜日に飲み過ぎて二日酔いだったのもあり、月曜と火曜は酒を飲みませんでした。この週は飲酒4日。飲んだ日だけ、2000kcalオーバーしてます。

【6週目】上昇2週目 目標<1800kcal(実績1787kcal)
調子に乗って200kcal減らしてみました、この段階ではまだどれだけのペースで減らして行くか検討中です。
飲酒4日、そのうち3日は飲んでも2000kcal以下。飲むために、朝昼の食事を低めに抑えてみました。そうすると、最終日にはかなりカロリーが余った状態になって、祝杯をあげる事が出来ました。お酒も、低カロリーな発泡酒を試しています。でもこれ、やっぱりニセモノ感があって、なんだかだまされてるような気が.....

【7週目】上昇3週 目標<1700kcal(実績1885kcal)
一週ごとに100kcal減らしてみる事にしたんです。飲酒3日、全部2000kcal以上。発泡酒のニセモノ感が納得いかなくて、焼酎とビール、ウィスキーなんぞにまで手を出してしまいました。案の定週末には借金返済に苦しむ始末、一日1400kcal以下の生活。
これだと、一食当たりのカロリーが少な過ぎてエネルギー切れを起こし、低血糖の症状が出て具合が悪くなります。それじゃ何にもなりませんね。対策が必要だと思いました。

【8週目】上昇4週 目標<1800kcal(実績1690kcal)
さすがに低血糖症状はキツいので、対策を練りました。一つは朝食をしっかりと食べる事、それとカロリーコントロールのやりかたでした。目標カロリーをセットして、それを2週続けてクリアしてから100kcal減らす事にします。目標体重での基礎代謝が1500kcal前後、一日の必要カロリーが2000kcal程度になるので1400~2000kcalの範囲に収まる食生活を見つける、身につける事にします。そうすれば、目標達成してから「ダイエットしない生活」を送る練習になると考えたからです。
飲酒2日(2329、1828kcal)、別にお酒を飲むのを我慢してたわけじゃないし、この日も飲みたいから飲んだだけなんです。最初の日は行きつけのお店で楽しく呑んでこれだけ、上手にコントロール出来たと思いました。たまたま病院で血液検査があったために朝食抜きになったのも良かったんですね。これで朝ご飯を食べてたら3000kcal近く摂った事になります。

【9週目】上昇5週 目標1600~1700kcal(実績1695kcal)
飲酒3日、なぜかそんなにまでして毎日飲みたいというキモチがなくなってしまいました。新しいバージョンの自分を手に入れかけているみたいですね。前週に「豚汁の具」なる冷凍食品を見つけたのが効を奏している様子です、自炊が楽しいです。野菜が沢山入っていて肉もあり、バランスがいいですからね。中国製ってのがちょっと不安ですが....ほんとに、豚肉なんだろうなぁ(-(ェ)-; 毎日沢山野菜を食べてます。

そんな感じで過ごして来て10週目半ばの今日は体重107kg、体脂肪率43.5%
開始から-8kgです

体重が減った事よりも、生活が変化した、自分の考え方が変わって来た事が嬉しく感じられます。

上昇38日(開始より65日)

2007-11-08 11:12:16 | 健康について(Dietほか)
今週は月曜日にはじけてしまったので、ちょっと借金の返済にいつもより工夫が必要です(^(ェ)^;

さて、休みなので朝からちょっとこの65日を振り返ってみました。
開始3週目からカロリー計算だけ始めました。最初の2週間でわかった事、それは「酒」課題はどうしても「酒」

【3週目】
なので3週目は酒を飲むとどのぐらいカロリーを取る事になるのか計算してみました。毎日飲んで、好きなだけ飲んでると一日確実に3000kcal以上摂ってます。室内の仕事だし、ほとんど運動をしないってことは.... そのときの体重の一日必要カロリーを調べてみたら、確実に維持出来るだけのカロリーを摂ってました。だからといってここで酒を減らす選択をするのはなんか負けたような気がして悔しいので(誰にだ?)、いかにして飲み続けたままダイエットするか工夫する事にしました。

【4週目】
相変わらず毎日飲んでいますが、つまみを工夫したので3000オーバーになったのは1日だけ。平均カロリーも2259kcal

【5週目】上昇フェーズに入る(カロリー制限開始)目標<2000kcal(実績1977kcal)
何となく傾向が掴めた気がしたので、カロリー制限を始めました。
いきなり減らすのではなくて、まずは2000kcal以下に出来るか工夫してみます。ちょうど日曜日に飲み過ぎて二日酔いだったのもあり、月曜と火曜は酒を飲みませんでした。この週は飲酒4日。飲んだ日だけ、2000kcalオーバーしてます。

【6週目】上昇2週目 目標<1800kcal(実績1787kcal)
調子に乗って200kcal減らしてみました、この段階ではまだどれだけのペースで減らして行くか検討中です。
飲酒4日、そのうち3日は飲んでも2000kcal以下。飲むために、朝昼の食事を低めに抑えてみました。そうすると、最終日にはかなりカロリーが余った状態になって、祝杯をあげる事が出来ました。お酒も、低カロリーな発泡酒を試しています。でもこれ、やっぱりニセモノ感があって、なんだかだまされてるような気が.....

【7週目】上昇3週 目標<1700kcal(実績1885kcal)
一週ごとに100kcal減らしてみる事にしたんです。飲酒3日、全部2000kcal以上。発泡酒のニセモノ感が納得いかなくて、焼酎とビール、ウィスキーなんぞにまで手を出してしまいました。案の定週末には借金返済に苦しむ始末、一日1400kcal以下の生活。
これだと、一食当たりのカロリーが少な過ぎてエネルギー切れを起こし、低血糖の症状が出て具合が悪くなります。それじゃ何にもなりませんね。対策が必要だと思いました。

【8週目】上昇4週 目標<1800kcal(実績1690kcal)
さすがに低血糖症状はキツいので、対策を練りました。一つは朝食をしっかりと食べる事、それとカロリーコントロールのやりかたでした。目標カロリーをセットして、それを2週続けてクリアしてから100kcal減らす事にします。目標体重での基礎代謝が1500kcal前後、一日の必要カロリーが2000kcal程度になるので1400~2000kcalの範囲に収まる食生活を見つける、身につける事にします。そうすれば、目標達成してから「ダイエットしない生活」を送る練習になると考えたからです。
飲酒2日(2329、1828kcal)、別にお酒を飲むのを我慢してたわけじゃないし、この日も飲みたいから飲んだだけなんです。最初の日は行きつけのお店で楽しく呑んでこれだけ、上手にコントロール出来たと思いました。たまたま病院で血液検査があったために朝食抜きになったのも良かったんですね。これで朝ご飯を食べてたら3000kcal近く摂った事になります。

【9週目】上昇5週 目標1600~1700kcal(実績1695kcal)
飲酒3日、なぜかそんなにまでして毎日飲みたいというキモチがなくなってしまいました。新しいバージョンの自分を手に入れかけているみたいですね。前週に「豚汁の具」なる冷凍食品を見つけたのが効を奏している様子です、自炊が楽しいです。野菜が沢山入っていて肉もあり、バランスがいいですからね。中国製ってのがちょっと不安ですが....ほんとに、豚肉なんだろうなぁ(-(ェ)-; 毎日沢山野菜を食べてます。

そんな感じで過ごして来て10週目半ばの今日は体重107kg、体脂肪率43.5%
開始から-8kgです

体重が減った事よりも、生活が変化した、自分の考え方が変わって来た事が嬉しく感じられます。

レコーディングダイエットについて

2007-11-05 10:54:30 | 健康について(Dietほか)
もしかして、このブログを読んで「自分もダイエットしてみようかな」と思った人がいるかもしれません。また「レコーディングダイエット」で検索してここがヒットした人も。みなさん「いつまでもデブと思うなよ」岡田斗司夫著はお読みになりましたか? とにかく、レコーディングダイエットを始めようとする方は、必ずこの本を読んでください。なぜならレコーディングダイエットは、単なるカロリー制限でもなければ記録すればいいダイエットでもないのですよ。この方法で痩せるためには、意識改革と生活の改善が必要なのであって、「いつデブ」はその過程を物凄く楽に上手に誘導してくれる教本でもあるのです。
なので、これからダイエットしたい方はぜひ「いつまでもデブと思うなよ」をお買い求め頂いて、それを読みながら勧めて頂きたいと思っています。あの、僕は岡田さんの友達でもないし、出版社の回し者でもないです。ですから本が売れたからといって僕には何一つメリットはない事はここではっきりと申し上げたいと思います。(誤解がないようにね)
ただ、痩せなきゃいけない、どうしてもって人が誤解したままレコーディングダイエットを始めちゃうと絶対に失敗しますから。そんな悲しいことが起こらないように、痩せようって決心した人がみんな幸せになれたらいいなと思うのです。

岡田氏も、昨今ブームになってしまい、イメージが独り歩き始めてしまった自体を憂慮されて彼のブログにこのような文章をお書きになっています。長いですが「ノーカットで」という条件なので、全文引用させて頂きます。

レコーディング・ダイエットのススメ
2007年10月25日 (木)

賢明なブログ読者の皆様へ

 以下の文章は「ノーカットで」という条件で引用・転載自由とします。

 『いつまでもデブと思うなよ』、おかげさまで絶好調です。
 正直、「売れるに違いない」とは思っていました。
 というのも、本を発売する前にこのブログでプレビューしている段階から、既に「痩せた!」「すごい!」という人、続出だったからです。
 でも、まさかこんなにすごいスピードで売れるとは思いませんでした。じわじわとネットで評判が広がり、口コミも手伝って、細々とだけどず?っと売れていくんじゃないかと思っていたのです。

 何しろ、テーマがダイエットです。しかも正攻法。
 ○○ばっかり食べろ式ダイエットや、毎日の根性を要求されるブートキャンプ系などと違い、「1ヶ月で10キロ痩せた!」みたいな極端なデータも出せません。
 地味で正攻法のダイエット本などブームになるわけはない、と思っていたというのが正直なところです。

 若い頃は痩せていた人だって、中年になれば太り始めます。これからも、新規のご贔屓さんが途切れることなく生まれてくるわけです。
 『いつまでもデブと思うなよ』は5年、10年の歳月をかけて売れ続け、やがてはダイエットのバイブルとなる。その頃には、日本中のデブが半減しているのではないだろうか!
 笑われるかもしれませんが、僕は本気で夢見ています。

 だって考えてみてください。こんな作家冥利に尽きることはありません。
 もちろん、何百万人の人々に感動を与えることも、作家としてすばらしいことです。
 でも、その感動は読み終わった瞬間から薄れていきます。「人生を変える一冊」なんて、そうそう存在しません。
 それに比べて、『いつまでもデブと思うなよ』は読み終わった翌日から痩せ始めることも可能です。実用書が持ってる強み、「人の役に立つことによって、その人の人生を変えられる」という作用です。
 僕の書いた本で、やがては何百万人もの人間の人生が変わるかもしれない。
 これって、考えただけでクラクラするほどすごいことですよね。

 しかし、予想外に『いつまでもデブと思うなよ』は売れてしまいました。
 今やテレビや雑誌で「あのベストセラーの」という言葉とともに紹介されるようになりました。他のダイエット本のキャッチコピーが「いつデブ大ブームの裏で、評判になっている新たなダイエット法」と書かれるほどになっています。

 ご存知の方も多いと思いますが、『いつまでもデブと思うなよ』発売から二ヶ月、僕のTV出演は加速度的にふえています。ラジオ出演も雑誌の取材も、とどまるところを知りません。
 ありがたいことです。
 頂いたオファーは可能な限りお断りせず、ひたすらお受けし、こなしています。
 「長い人生の中で、こんなに忙しかったのは始めて」というほどの過密スケジュールをこなしています。
 その甲斐あってか、『いつまでもデブと思うなよ』『レコーディング・ダイエット』という言葉は、誰もが一度はきいたことがある「流行語」になってきています。
 その結果が、このすごい売れ行きに結びついているわけです。

 本当にありがたいことなのですが、良いことばかりではないようです。

 本を買って、ちゃんと読んでくれる人の何十倍もの人が、TVでちょっと見ただけで、あるいは噂できいただけで、ダイエットを開始してしまうのです。
 当然、レコーディング・ダイエットの骨子を理解しないまま、もっとひどい場合は誤解したままチャレンジし、挫折してしまっています。

 ネットを少し検索しただけでもわかります。
・一日1500kcalにすればよい、と考えて、最初からカロリー制限を始めてしまう。
・食べたものを書くだけでよいと思い込み、2?3日分まとめて書く。
・食べたものは書いているけど、体重を毎日、量っていない。
・運動もした方が良いと考えて、運動に力を入れている。
・とにかくカロリーの高いものは食べられないと、好きなものをガマンする。

 などなど。
 こんな例が、何百も出てきます。
 「これでは絶対に挫折するよ」と、こちらがハラハラするダイエッター目白押しなのです。
 そして、実際に挫折して、それきり「レコーディング・ダイエットもやっぱりダメだったよ」と考える人も出始めています。

 このブログで書いていた頃は、人数も少なく、間違った方法でダイエットしている人には個別に「違うよ」と直接、教えてあげることも可能でした。
 しかしマスメディアに登場してしまうと、そういうきめ細かいフォローができなくなってしまいました。

 TVや雑誌が悪いというつもりはありません。
 TVや雑誌というメディアは、正確に、役立つようにという部分よりも、興味深く、インパクトのある面のみをデフォルメして伝えるという形にならざるをえません。そういう宿命にあることで、面白さを保っているとも言えます。

 実際に『いつまでもデブと思うなよ』を読んでくださった方なら分かって頂けると思いますが、TVや雑誌を見ただけで始めれば、間違うのは当たり前です。
 実はあの本には、「ダイエットを続けるためのモチベーションUPのための仕掛け」とか「はじめるキッカケになる考え方」「途中で止めない仕掛け」とかいろいろ入っています。それを知らないまま始めても、続けるのが辛くなって当たり前なのです。

 本を「買ってほしい」から言っているわけではありません。
 本を「読んでほしい」から言っているのです。
 友達から借りるのでかまいません。立ち読みでもかまいません。図書館でもかまいません。
 幸い、大ブームになったおかげで、どこの本屋さんでも目立つ場所に平積みされています。普段から活字に親しんでない人でも通読できるように、「読みやすさ」に関しては最高の技術を注ぎ込みました。なので、「読みやすい」「すぐ読める」という評判もいただきました。1時間で立ち読みしてしまった、というツワモノもいるようです。
 ぜひ、実際に本を手にとって読んでください。そうすれば、きっと、『いつまでもデブと思うなよ』の考え方の基本姿勢を理解して頂けると思います。

 『いつまでもデブと思うなよ』は、心→体→心→体というキャッチボールで、ダイエットを進めていく方法です。

<心>現状認識をして「痩せたほうが得」「痩せよう」と心で決心する。
 ↓
<体>食事メモと体重記録をつける。
 ↓
<心>食事メモから、そんなに食べたくないのに食べていたものを知る。
 ↓
<体>食べるものをメモしただけで、体重が減りはじめる。
 ↓
<心>体重が減った喜びを感じ、もっとやせようと決心し、カロリー制限を始める。
 ↓
<体>順調に痩せ続ける。
 ↓
<心>痩せた喜び=ダイエットへのモチベーションに繋がり・・・
 ↓
・・・・・・

 という感じで、このあとも、好きなものを食べられなくて<心>が辛くなれば、好きなものを食べながらいかに目標カロリーに近づけるか工夫したり、体重が減るのが当たり前になり痩せる喜びが減ってきたら、痩せる喜びを思い出す方法を編み出したりします。
 やがては、満腹感や空腹感という感覚を研ぎ澄まして、自分の体が要求する分量を食べられよう訓練します。
 そういう工夫や具体例が、ぎっちり詰まっている本でもあるのです。

 ぎっちり詰まっている分、短い要約ですべてを伝えるのは、大変難しいとも言えます。
 たとえば、今回皆様をお騒がせした『いいめもダイエット』というサイトも同じ間違いを犯しています。
 『いいめもダイエット』の問題点は、「いま評判になっている『レコーディング・ダイエット』というのは、カロリー制限することだ、と誤解させる構造になっていたこと」です。

 TVを見た人が、『岡田斗司夫』や『レコーディング・ダイエット』『いつまでもデブと思うなよ』で検索して、『いいめもダイエット』のページにいくと、ほとんどの人が「これがあの噂のダイエットだな」と思うに違いありません。
 僕の名前が出ているんですから、お墨付きだと思われても、早とちりと非難できません。
 でも、単なるカロリー制限法のダイエットを開始しても、続くはずがありません。
 まずいことに、最初の数週間なら、カロリー制限だけで痩せる人も案外多いのです。みなさん、僕よりよほど根性があるんですね。けれど、どんなに根性のある人も、途中で行き詰まり、結局ダイエットを放棄してしまうのは目に見えています。
 その結果、「レコーディング・ダイエットもダメだった」と、誤った認識を持ってしまいます。
 もし、ちゃんと本を読んで正しい順番ですすめていれば痩せられた人が、永遠にその機会を失ってしまう。
 たとえレコーディング・ダイエットに成功した人から薦められても、「あぁ、あれやってみたけど、オレにはダメだったよ」ということになってしまうのです。
 その人が痩せるチャンスは、永遠に奪われてしまいます。

 『いいメモダイエット』のサイトを作った方が、わざと間違えたとは思いません。
 僕の本を読んで、実際にダイエットしてくれたのだろうと思います。そして、他の人にも、このダイエット法を伝えようとしてくれたのでしょう。
 実際、『離陸』段階に入れば、こういう機能を持つサイトは役に立つと僕も思います。
 けれども、僕なら「助走用」「離陸用」「巡航用」「最加速用」・・・とフェーズごとに記録用ページをデザインしたいと思います。
 各フェーズによって、記録するべきことが違うからです。

 でも『いいメモダイエット』は、もともとあった「いいメモ」の機能の上に、カロリー計算を乗っけただけなので、そうはできなかったようです。あるいは、フェーズがあることはわかっていても、段階を踏む大切さの認識が甘かったのかもしれません。
 もし今の僕に時間があれば、『いいメモダイエット』のサイトを共同開発しても楽しかっただろうな、と思います。凝り性なので、相当こだわった良いサイトができそうな気がします。
 が、残念ながら、現在僕は、さっきも説明したように多忙を極めています。
 どれくらい多忙かというと、過労で倒れたらどうしよう、というのが、今の僕の一番の不安というほどです。たとえ過労で倒れても「岡田斗司夫、無理なダイエットでダウン!?」などと言われかねませんし。

 でも、ダイエットしたおかげか、体調はすこぶるいいです。ひたすら、TVや雑誌の取材に答えています。
 たとえ不十分でも、僕が僕の言葉で説明することで、「レコーディング・ダイエット」を少しでも多くの人に知ってもらいたい、と考えているからでもあります。だから今のところ、この忙しい状況から逃れられないとあきらめています。

 そんなわけで、残念ながら「いいメモダイエット」のサイトには、『岡田斗司夫』『レコーディング・ダイエット』『いつまでもデブと思うなよ』といった言葉を使われると誤解されるし、お墨付きという誤ったイメージもつきかねないから、と強く抗議したわけです。

 と、事実経緯をここまで説明した上で、皆さんにお願いがあります。

 僕がどんなにテレビや雑誌取材で言葉をつくしても、『いつまでもデブと思うなよ』を読んでくれない人はたくさんいます。
 活字だらけの本なんか読みたくない。読むのは雑誌くらい、という人が大勢いるのから、仕方がないことです。
 そんな人たちが大勢いるからこそ、このブログをいつも見守ってくれている賢明な皆さんに、是非、お手伝い頂きたいのです。

 本を買わない人も、ネットはします。
 みなさん自身のブログを覗きに来る人も多いでしょう。
 そういう人たちのために是非、「TVで見ただけ、雑誌で読んだだけで、始めちゃうとうまくいかないよ」と教えてあげてください。
 「立ち読みでもいいから、読んでみて」と言って頂ければと思います。
 全部読むのは大変なら、ぜめて「助走」「離陸」だけでも読んでから始めるように、教えてあげて欲しいのです。
 ありがちな間違いのパターンを紹介して頂くのも効果的かもしれません。

 現代社会では、ネットはテレビなどのマスコミで流れた情報を確認し、さらに深める役割を担っているように思います。「続きはネットで」という考え方も定着しているようです。
 おそらく、テレビや雑誌で報道されたレコーディング・ダイエットに関して、ものすごく多数の人がネットで追加情報を検索していると思います。
 みなさんのブログに行ったときに、そういう追加情報を読みやすい形で教えて頂ければ、と切に思います。
 もし、他の人のブログで、「レコーディング・ダイエット」を誤解した表現が見つかったら、やさしく教えてあげてください。「間違ってるよ。ここを見て!」と、僕のページや、もっとちゃんと説明してるサイトへリンクをはって頂くだけでもかまいません。

 「なんで、そんなことをオレが?!」と思われるかもしれません。
 でも、ネット社会においては「書き手」はすでに「表現者」であり、時には「指導者」の役割すら負わされます。
 望む・望まざるにかかわらず、みなさんには「ある種の社会的責任」が発生していると思うのです。正直なところ。

 どうか僕と一緒に、一人でも多くのダイエットの成功を手伝ってください。
 一人でも多くの人生を変えてみせようじゃありませんか。

 ただし、痩せた人はあんがい、僕たちに感謝してくれません。
 なにしろ、痩せた人たちにしてみれば、痩せたのは本を読んだためではありません。みなさんの説明によってでもありません。レコーディング・ダイエットを自分で実行したから、痩せたわけですからね。
 痩せた人は、それぞれが自分自身の努力と成果を誇らしく思うだけでしょう。

 それでいいのです。
 感謝されるわけでなく、覚えてくれるわけでなく。心ひそかに「日本の肥満人口を半分にした」という自負ぐらいしか得るものはないかもしれません。
 でも、「死ぬほど辛い」と言われる治療法を受けなくてはいけなくなる糖尿病予備軍から、一人でも多くの人を救えるかもしれません。心臓病や突然死で一家の働き手を失い、絶望へ追い込まれる家族を救えるかもしれないのです。

 ネット市民であるみなさんにとって、「積極的なネット社会参加者でない人たちのために何かする」というのは、気が進まないかもしれませんね。
 まぁ、そこはそこ。
 大きな心で「自分とは無関係の大勢の人たち」の幸せのために、ちょっとだけがんばりませんか?
 巨大ロボットを操縦するヒーローにはなれなかったけど、こういう「誰も知らないヒーロー」を目指すのも、アリだと思いませんか?

 長い文章を最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

2007年10月25日 岡田斗司夫

開始61日目(上昇34日)

2007-11-03 09:19:06 | 健康について(Dietほか)
ここんとこ書いてなかったダイエットネタです。
やめたんじゃなくて、何となく生活に組み込まれてきたんで書いてなかっただけ。

さて、現在どうなっているかって言うと、カロリー制限してます。それが「上昇フェーズ」でやること。安定したら今度は、どうするんだっけ(笑) あとで「いつまでもデブと思うなよ」をもう一度読み返してみようφ(.. )

カロリー制限は一日の「平均摂取カロリー」目標を立てて、食べた物を記録しつつカロリーも計算します。
著者は5ヶ月の助走に、離陸段階を経て1500~1600kcalになるようなやり方をしてました。それだといきなり摂取カロリーが減少するので身体が驚きます。著者は5ヶ月の間まったく食生活が変わらなかったわけではなく、徐々に変化して行ったような事を書いています。なので、僕は(助走期間が短いので)段階的に、計画的にカロリーを少なくしながら身体を慣らす方針を立てました。

最初は2000kcal程度、そこから「週平均摂取カロリー」という指標を設定して減らして行くようにしたのです。2週間続けて目標を達成出来たら次の段階に進む。2週連続に出来なかった場合は、食事の記録と生活パターンを研究して原因を見つけて対策を立て、次週に挑戦。減少するカロリーは100kcalとしました。これでいきなりのカロリー減少から来る身体の勘違い「ホメオスタシスシステム発動」(基礎代謝を減らし→筋量を減少させてしまう)を防止しようという目論見でした。ただし、運動は基本的に体重が二桁になるまでやらない予定なので、ある程度の筋肉減少は覚悟の上です(どうせ、平均より7~8キロ筋肉が多いから大丈夫か?)

さて、そういう方針でやってきて現在目標カロリー1600~1700kcalでやろうとしています。一応ここで安定出来たらいいかなって数字になってきました。理想的には1550~1650kcalなのですが、これは恒常的にここでってことじゃなくてたまに達成出来たらいいかという程度。1500kcalレベルだと、ダイエットが終わってから「ちょっと増えちゃったかも」という時に「元に戻すための食事」のシミュレーションになるかなと思ってます。

さて、先週の結果ですが(一週間の平均値)
体重108.8kg 体脂肪率43.7% 体脂肪重量47.5kg

スタート時
体重115kg 体脂肪率44.3% 体脂肪重量51kg

本日
体重107.5kg 体脂肪率43.7% 体脂肪重量47kg

着々と減ってます、そして8週に一度受けている血液検査の結果、肝臓関係と血糖関係の数値がすべて正常。(肝臓は薬飲んでません) 血糖関係の薬がひとつ減りました。主治医にはべた褒めされるしね、気分がいいのでこの調子で楽しくダイエットします。

それにしても「カロリー計算なんてめんどくさい事出来るかよ!」とほざいていた3年前。それじゃ、痩せないよな(笑)
ネットという強力な味方がいるのに、そっちを見ようとしなかった、この「めんどくさがり」でさえ「でぶ」の副作用だったと今更ながら気がつきました。カロリー計算てやってみると楽しいよ。

今苦労している事、それは意外な所でしてるんですよ。
1600kcal食べるのが大変
なんです。笑っちまうでしょ?
こんなもんかな~って、メニューを考えて(といっても大したもんじゃないけど)食事するでしょ、すると大概400kcal前後なんだよね。随分食べちゃったなぁって思っても500いかない事が多い。てことはかける3だからせいぜい1500kcalで、下手すると1400kcal以下ってこともある。今までは血糖値を無理矢理下げる飲み薬があったので、おやつを食べないと低血糖の症状が出てたんだけど、今週からはそれが少なくなる。てことはおやつがあまりいらない? あら、一日200kcal平均で余るじゃないか(笑)

てことはだ.... そいつを貯金に回して、200×7=1400 を、ビールロング缶が220kcalだから、ビール2本とつまみで500kcalでしょ、そいつを週に2回楽しんでも借金返さない生活が出来るってことだよ。\(^(ェ)^\)(/^(ェ)^)/

東京モーターショー

2007-11-01 17:55:39 | 休日
千葉でやるのに、なんで「東京モーターショー」なんでしょ?
ねずみ~ランドも、空港も、なぜか千葉に限って「東京」ってつけたがるんですね。埼玉、茨城、当然神奈川も「東京△○」とはいいませんが、どういうわけか千葉には「東京~」があるんですね。いや、他意はないんですがね、前から疑問だったので書いてみました。

それはさておき、幕張は遠いぞ!
地下鉄を乗り継いで新木場まで出て(ここは多分まだ東京都)JRに乗り換え。面白かったのが、駅の表示もアナウンスも「臨海線」は言うんだけど「京葉線」とは言わずに駅の表示までかたくなに「JR」と書いてあるとこ。なんかあったんか?(笑)
昨日久しぶりに飲み過ぎたのもいけないんだろうけど、そのJRに乗り換える前にすっかり具合が悪くなっちまいました(´・(ェ)・`)

駅から遠いし「東京幕張メッセ」(笑)
だから、千葉だってば(-。-) ボソッ

なぜか平日昼間なのに沢山の人が会場へ向かって移動して行く。集団と同じ行動をするのは大嫌いな性格なので、わざわざみんながいかない方向へ歩く(←天の邪鬼) 空いてて歩きやすかったぞ(^◇^)
到着した頃にはすっかり疲れて具合が悪くなってた(爆)
とりあえず、トイレの個室にこもり落ち着く。

バイク(ハーレーしか眼中にない)、トラック、バスを見て(同じ会場にあって嬉しかった)ざっと他の会場を通過する。
国産乗用車にはまったく興味なし。
南側のご休憩広場にあるお店で早めの昼ご飯を済ませて、本来の目的であるメルセデスのブースへ向かいました。
何を見たかったかって言うと、smartの新製品。一応昨日のうちにサイトで調べておいたんだけど、現物はまたいいね。今までのは何となくオモチャみたいな感じだったけど、なんだか普通の小型車になってた(相変わらずちいちゃいけどね)
排気量も999ccにアップされていて、普通のリッターカーじゃん。一回り大きいサイズだったけど、デザインも洗練されてきたっていうか、個性がちょっと削られた感じ? 遊び心のデザインがどっかいっちゃってて少し寂しかった。やっぱりswatchのデザイナーが良かったんだろうなぁ。でも、欲しいぞカブリオ(笑) どうやって200万工面するかが問題だけど。BigとminiBigを買ってあるから、当たったら考えよう。あ、年末ジャンボも忘れずに買っとかないと(←貯金しようよ)
下取りでいくらになるのかなぁ?
そんな妄想を働かせつつ、今度は同じブースにある「マイバッハ」を見る。メルセデスの最高峰、ウンゼンマンもするものすごい車です。これは、自分で運転するんじゃなくて「後ろに乗る車」だろうなぁ、欲しいけど(笑)

そして、食後のお茶は選ばれし者しか入れない「メルセデスカフェ」にて。カフェモカと、クッキーを頂きながら下で車に群がっている人々を見ながらちょっとのんびりする。このカフェは軽食とお茶を楽しめて、しかも無料なんだな。メルセデスオーナーしか入れないのですよ。僕もエンジンだけはメルセデスなので、招待状を頂いてたんですね~(^◇^)
外でまずい飯を食うより、ここでサンドイッチを貰っといた方が美味しかったかもしれない。のんびりしてると、係のおねいさんが何度も「お代わりはいかがですか? 軽食もございますが」と聞きにきてくれる。これは、早く帰れってことか? いや、そんなわけないな、混んでないし。親切に勧めてくれるのだけど、甘くなさそうなのって「エビアン」ぐらいしかないんだもん。紅茶だったら甘くないのかなぁ? なんて思ったけどそう飲めるもんじゃない。

さて、目的は果たしたし、いい加減疲れたので(人が多過ぎ!!)とっとと帰ることにしました。滞在時間一時間半ぐらいかな(短か過ぎ?)
駅までまたぞろ人の少ない所を選んで、そろそろ到着って頃に雨が降り始めました。早めに帰って正解、だって傘持ってないもん。

たまプラに戻ってきて、駅の中から南側の工事の様子を窓からのぞいて楽しんでいたら、患者さんに見つかった(笑)
ちょっと立ち話をしていたら、また別の患者さんが「あらくまちゃ~ん♪」と肩を叩いて通り過ぎた。おちおち遊びにもいけない(爆)
南側の工事、だいぶ進んでましたね。基礎も終わって地下部分(駐車場)のコンクリートを流し込んでました。もう地下3階は出来ているようだった。その後、スパイスボックスの塀に貼ってある工事進行表などを吟味して楽しむ(工事マニアなので)

そんな感じの一日(半日?)

温泉にでも行ってのんびりお湯につかろうとも考えたけど、めんどくさくて自宅で読書になりました。