日本人の食生活がこんなに西洋式のものになってしまってのには、戦後アメリカの食文化が強い影響を与えていますね。
今では、学校の給食も米飯がでる割合が多くなってきていますが、私の小学生の頃は、戦後ですから、毎日まずいパンを食べさせられました。
その結果として、からだ全体が炎症を起こし、20代で体がボロボロになり、手術をする羽目にまで陥りました。
遅延型アレルギーというのは、その時には症状が表れないので気づかないことが多く、小麦グルテンそのものにはそれほどアレルギーがなくても、小麦の銘柄や、品種改良されているかなどは気にしていないので、パンや小麦が原因で病気になっていると気が付かないのです。
しかし、あなたが体調不良とか病気の場合は、小麦が原因である可能性大です。
「小麦は食べるな」「いつものパンがあなたを殺す」という本によって、グルテンフリーはポピュラーになりましたが、アメリカで品種改良された小麦は本当に猛毒なのです。
アメリカで品種改良された小麦ってどんなもの?と思うかもしれませんが、普通に売られているものは、ほとんどアメリカで品種改良された小麦です。
ですから、もし病気で苦しんでいるなら、小麦が病気の原因ということを疑ってみた方がいいでしょう。
アメリカで品種改良された小麦というのは、害虫に強く、虫が食べたら死ぬか、神経がマヒして動けなくなってしまいます。
だから虫も食べないのです。 虫も食べない、虫が食べたら死ぬものを、みんなは喜んで食べているということです。
何故でしょう?
小麦はレクチン毒素の濃度が非常に高く、脳に入ると麻薬、アヘンとおなじ作用を起こします。
満腹中枢を壊し、中毒症状を起こすのです。 つまり、麻薬中毒患者と同じで、小麦中毒患者になっているということです。
私がレクチンフリー食事療法のお話をすると、初めて聞かれる方は、「えーーーっ無理!!!小麦をやめることなんてできない!」という方が多いです。
典型的な小麦中毒ですね。
例えば、「キャベツを食べるのをやめなさい。」と言われて、「そんなの無理!」という人がいるでしょうか?
小麦の恐ろしさは、中毒を起こすということと、止められず病気の最大の原因になっているということです。
癌をはじめ、様々な病気、からだの炎症や痛み、難病、原因不明の病気までレクチン毒素が原因ですが、完全レクチンフリーにせずとも、グルテンフリーだけでもかなりの効果はあります。
病気になっても、死んでもパンを食べたいという人の気持ちは私には全く理解できないのですが、レクチンフリー食事療法は、精神的にも成熟した賢明な人しか実行できないものなのかもしれません。
精神的に成熟した賢い人は、是非レクチンフリー食事療法に取り組んでみてください。
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