もはや1年に一度、七夕並みにしか更新されない、完全放置ブログとなっております。
またまた現状ステータスとしましては、
1、まだ妊娠してない
2、昨年10月に王立病院に転職、でもまだ契約社員。
3、春にコペンハーゲン街中に引っ越した
1、まだ妊娠してない
長らく不妊治療を休憩し、今年のはじめに「そろそろ王立病院に申し込みでもしてみますかね」と紹介状を送ったものの、さすが王立病院。なんと初回面談までの待ち時間が6ヶ月!
しょうがないと待ち続け、ようやく6月に面談にいったものの、前回のHerlev病院からの書類がきちんと揃っていないこと、また王立病院の専門の科で男性側の生殖機能を徹底的に調べるということで、さらに3ヶ月待ち。そんなこんなしてるうちに、今年もう私36歳です。だんだんリミットが近づいておりますが、まあ、急いでも仕方のないことなので、のほほんと待ち続けています。
治療から離れたこともあり、妊娠に対する焦りやストレスがなくなったので、「さりげに自然妊娠なんかしないもんかね」と密かに期待もしているのですが、なかなかそうもいかないようです。
最近では自分と「妊娠」という言葉がだんだん結びつかなくなってきており、うっすらと、この先も子供ができないでH氏と二人、あるものでやっていくんだろう、という人生の方がリアリティーが増していっています。あきらめたわけじゃないけど、なんといっていいのでしょうか、「信憑性に乏しくなってきた」とでも言うのでしょうか…(自分に対する)。
明後日には王立病院の不妊治療クリニックに、2度目の面談へ行くのですが、まあそこでどうプランニングがされるのか、ちょい楽しみです。が!なにも妊娠するにあたって良いと思われることをしてこなかったので、身体コンディションとしてはある意味最悪といってもいいほど…。月曜から気を引き締めて、断酒、週3ヨガなど復活させようと思います。
2、王立病院内分泌内科外来、糖尿病ナースとしてバリバリ勤務。でも契約社員。
新しい外来勤務では、内分泌、糖尿病、NET(神経系内分泌腫瘍)と3チームに分かれているうちの、糖尿病チームでがんばっております。
王立病院の糖尿病外来はもともとステノの分院として運営されていたので(4年前に分離、独立した)システム自体は似たところがあり、ステノ育ちの私としてはやりやすいのですが、なんというか、責任者不在でふわふわまとまりなし。
というのも、チームリーダーのシャーロッテは首都リージョンが作成中の医療ガイドライン内の糖尿病分野でバリバリ働いていることもあり、週に1、2度病棟に顔を出すのみ。その忙しいシャーロッテの代理である、チームコーディネーターのメッテは、コミューンの健康管理センターに教育実習にでてしまい休職中(私はその休職代理として雇われた)。チームコーディネーター代理となったリーネは、経験はあるんだけどいきなり抜擢されたコーディネーターとして右往左往…。糖尿病チームの他の3人は経験に乏しい上、NETチームとの分業ということもあって、あまり糖尿病の方に全力を投入できない模様。
さらに、コーディネーター代理のリーネが妊娠し、先日産休に入ってしまったので、事実上責任者不在の状態です。メッテは教育実習が終わったものの、今度はうちのクリニック内でプロジェクトナースとして1年働くことになったため、私の契約期間も延長されたのですが、なんだか彼女の進退で私の契約も変わるので、正直むかつきます。もう一人スティーネという産休中の糖尿病チームメンバーが9月に戻ってくるのですが、彼女は他の仕事を探し中という噂があり、もしその彼女が他に転職したら、私もようやく正規雇用がもらえそうなのですが…。
「契約は来年6月まであるわけだし、それまでには決まるよ」と他の人は言ってくれるのですが、正規雇用にこだわる理由としてはやはり、秋に再開する不妊治療でもし万が一妊娠したら、契約社員の私としては産休前に契約が切られるなんてこともあるわけで。まあ私が担当しているチームの仕事量的に、そう簡単には切らないだろうとは思いますが…。
あとはこの秋に採用される新しいドクター(実はステノで一緒に働いていた)が、インシュリンポンプチームを立ち上げるようで、なんとそこには私の名が。そんな大役預かるのに契約社員ってどうなのよ?という。
その他にも、コーディネーター不在の中で、他のチームスタッフ(経験は少なく、仕事量などへの文句は多い…)とどう日々の糖尿病外来をまわしていくか…など課題は山積中。でも仕事内容自体はステノとも、他の病院とも全く違った、王立病院独自の疾患を対象にすることもあって、かなり面白いです。
3、ノアブロに復活
4年間の郊外生活、しかも泣く子も黙るいかついコペンハーゲン西部でひたすら耐え抜いてきましたが、やっと、やっと、コペンハーゲンに舞い戻ってきました…。郊外のいいところを探そうと、乗馬をしてみたり、ガーデニング(というか野良仕事)に精を出してみたり、マイカーを買ってみたり(郊外には必須)、いろいろしましたが、H氏とついに一念発起して郊外脱出!
義母や義姉には散々文句を言われたり、新しいアパートの改装は噂に聞いていた通り、かなり肉体的にも精神的にもヘビーではありましたが、やっと「彼の家」ではなく、「私たちの家」を手に入れた感慨深さはハンパないっす。
しかも引っ越した先はノアブロ!H氏も私もノアブロで若かりし頃を過ごしていたし、H氏はやんちゃなヒッピー、私はガイジンいっぱい、ちょいアウトローなこのエリアが大好き。さらには以前住んでいたノアブロの端っことは違い、カフェ、クラブ、バー、おされショップの多い街中ノアブロ。住人はヒップスターな若者、容赦なく筋金入りのヒッピーの中高年の方々、ミュージシャンや俳優など、かなり濃い人たちが多いのも特徴です。先日あった総選挙では、この街中ノアブロエリアの政党別支持率は全国ダントツでEnhedslisten(超左側)という、分かり易すぎる結果が…。
そんなこんなで、新ノアブロ生活、毎日エンジョイしております。問題は外食が増えて食費が増え、なにかとショッピングの誘惑が多いし、しかもみんなおされ(一見だらっとしてるのにそこはかとなくおされな人が多い)なので西部エリアのように気の抜けた格好であまり外に出れないので、街中生活もそれはそれで大変ですが。
………と、ここまで書くのになんと1ヶ月くらいかかってしましました。なんかかんかと邪魔が入るので(H氏の)、集中できません。
そしてこれは先週の話なのですが、ようやく契約ではなく、正規雇用がもらえそうです(まだ契約書にサインしてない)。週38時間勤務のうち、16時間を臨床検査技師と一緒に特殊検査を行うラボに勤務するという、変な条件付きなのですが、採血とか刺すのが意外と好き(しかもうまいぜ)なので、まあいいか、と。今後は内分泌系血液検査の鬼となって活躍していきたいと思います!
またまた現状ステータスとしましては、
1、まだ妊娠してない
2、昨年10月に王立病院に転職、でもまだ契約社員。
3、春にコペンハーゲン街中に引っ越した
1、まだ妊娠してない
長らく不妊治療を休憩し、今年のはじめに「そろそろ王立病院に申し込みでもしてみますかね」と紹介状を送ったものの、さすが王立病院。なんと初回面談までの待ち時間が6ヶ月!
しょうがないと待ち続け、ようやく6月に面談にいったものの、前回のHerlev病院からの書類がきちんと揃っていないこと、また王立病院の専門の科で男性側の生殖機能を徹底的に調べるということで、さらに3ヶ月待ち。そんなこんなしてるうちに、今年もう私36歳です。だんだんリミットが近づいておりますが、まあ、急いでも仕方のないことなので、のほほんと待ち続けています。
治療から離れたこともあり、妊娠に対する焦りやストレスがなくなったので、「さりげに自然妊娠なんかしないもんかね」と密かに期待もしているのですが、なかなかそうもいかないようです。
最近では自分と「妊娠」という言葉がだんだん結びつかなくなってきており、うっすらと、この先も子供ができないでH氏と二人、あるものでやっていくんだろう、という人生の方がリアリティーが増していっています。あきらめたわけじゃないけど、なんといっていいのでしょうか、「信憑性に乏しくなってきた」とでも言うのでしょうか…(自分に対する)。
明後日には王立病院の不妊治療クリニックに、2度目の面談へ行くのですが、まあそこでどうプランニングがされるのか、ちょい楽しみです。が!なにも妊娠するにあたって良いと思われることをしてこなかったので、身体コンディションとしてはある意味最悪といってもいいほど…。月曜から気を引き締めて、断酒、週3ヨガなど復活させようと思います。
2、王立病院内分泌内科外来、糖尿病ナースとしてバリバリ勤務。でも契約社員。
新しい外来勤務では、内分泌、糖尿病、NET(神経系内分泌腫瘍)と3チームに分かれているうちの、糖尿病チームでがんばっております。
王立病院の糖尿病外来はもともとステノの分院として運営されていたので(4年前に分離、独立した)システム自体は似たところがあり、ステノ育ちの私としてはやりやすいのですが、なんというか、責任者不在でふわふわまとまりなし。
というのも、チームリーダーのシャーロッテは首都リージョンが作成中の医療ガイドライン内の糖尿病分野でバリバリ働いていることもあり、週に1、2度病棟に顔を出すのみ。その忙しいシャーロッテの代理である、チームコーディネーターのメッテは、コミューンの健康管理センターに教育実習にでてしまい休職中(私はその休職代理として雇われた)。チームコーディネーター代理となったリーネは、経験はあるんだけどいきなり抜擢されたコーディネーターとして右往左往…。糖尿病チームの他の3人は経験に乏しい上、NETチームとの分業ということもあって、あまり糖尿病の方に全力を投入できない模様。
さらに、コーディネーター代理のリーネが妊娠し、先日産休に入ってしまったので、事実上責任者不在の状態です。メッテは教育実習が終わったものの、今度はうちのクリニック内でプロジェクトナースとして1年働くことになったため、私の契約期間も延長されたのですが、なんだか彼女の進退で私の契約も変わるので、正直むかつきます。もう一人スティーネという産休中の糖尿病チームメンバーが9月に戻ってくるのですが、彼女は他の仕事を探し中という噂があり、もしその彼女が他に転職したら、私もようやく正規雇用がもらえそうなのですが…。
「契約は来年6月まであるわけだし、それまでには決まるよ」と他の人は言ってくれるのですが、正規雇用にこだわる理由としてはやはり、秋に再開する不妊治療でもし万が一妊娠したら、契約社員の私としては産休前に契約が切られるなんてこともあるわけで。まあ私が担当しているチームの仕事量的に、そう簡単には切らないだろうとは思いますが…。
あとはこの秋に採用される新しいドクター(実はステノで一緒に働いていた)が、インシュリンポンプチームを立ち上げるようで、なんとそこには私の名が。そんな大役預かるのに契約社員ってどうなのよ?という。
その他にも、コーディネーター不在の中で、他のチームスタッフ(経験は少なく、仕事量などへの文句は多い…)とどう日々の糖尿病外来をまわしていくか…など課題は山積中。でも仕事内容自体はステノとも、他の病院とも全く違った、王立病院独自の疾患を対象にすることもあって、かなり面白いです。
3、ノアブロに復活
4年間の郊外生活、しかも泣く子も黙るいかついコペンハーゲン西部でひたすら耐え抜いてきましたが、やっと、やっと、コペンハーゲンに舞い戻ってきました…。郊外のいいところを探そうと、乗馬をしてみたり、ガーデニング(というか野良仕事)に精を出してみたり、マイカーを買ってみたり(郊外には必須)、いろいろしましたが、H氏とついに一念発起して郊外脱出!
義母や義姉には散々文句を言われたり、新しいアパートの改装は噂に聞いていた通り、かなり肉体的にも精神的にもヘビーではありましたが、やっと「彼の家」ではなく、「私たちの家」を手に入れた感慨深さはハンパないっす。
しかも引っ越した先はノアブロ!H氏も私もノアブロで若かりし頃を過ごしていたし、H氏はやんちゃなヒッピー、私はガイジンいっぱい、ちょいアウトローなこのエリアが大好き。さらには以前住んでいたノアブロの端っことは違い、カフェ、クラブ、バー、おされショップの多い街中ノアブロ。住人はヒップスターな若者、容赦なく筋金入りのヒッピーの中高年の方々、ミュージシャンや俳優など、かなり濃い人たちが多いのも特徴です。先日あった総選挙では、この街中ノアブロエリアの政党別支持率は全国ダントツでEnhedslisten(超左側)という、分かり易すぎる結果が…。
そんなこんなで、新ノアブロ生活、毎日エンジョイしております。問題は外食が増えて食費が増え、なにかとショッピングの誘惑が多いし、しかもみんなおされ(一見だらっとしてるのにそこはかとなくおされな人が多い)なので西部エリアのように気の抜けた格好であまり外に出れないので、街中生活もそれはそれで大変ですが。
………と、ここまで書くのになんと1ヶ月くらいかかってしましました。なんかかんかと邪魔が入るので(H氏の)、集中できません。
そしてこれは先週の話なのですが、ようやく契約ではなく、正規雇用がもらえそうです(まだ契約書にサインしてない)。週38時間勤務のうち、16時間を臨床検査技師と一緒に特殊検査を行うラボに勤務するという、変な条件付きなのですが、採血とか刺すのが意外と好き(しかもうまいぜ)なので、まあいいか、と。今後は内分泌系血液検査の鬼となって活躍していきたいと思います!
1年に1度程度しか更新されないとの事で、もしかしたらこのコメントも一年後に拝見されるかもしれませんが・・・!
私も国際結婚(オランダ)で、今は日本に住んでいます。そして、私も不妊治療中です。周りがどんどん妊娠していくなか、焦ってしまいます・・・。うちは今のとこ原因もわからずです・・・:(
私は日本以外の場所に住みたかったのですが、なぜか日本大好きな人と結婚してしまったので、kanaheiさんのブログを読んでいて、本当に楽しかったです!
お互い、元気な赤ちゃんができるといいですね。:)また遊びに来させていただきます!
以前にちょこちょこコメントさせて頂いていたAalborg在住のmapico(改め最近本名のMakikoで通しております)です。
これといって特筆すべきコメントがあったわけではないんですけど、Kanaheiさんのブログを読むとなんとなく元気をもらえるのは相変わらずで、嬉しいです。そして、不妊治療の件は色々あるにしても、お元気そうで何よりです!
また来年?の更新を心待ちにしてますね(笑)
コメントありがとうございますー!
お互い不妊治療、きついですよね…精神的にも肉体的にも!たしか不妊の人の80%だったか、かなり高率で原因不明なんですって。原因がわからないっていうのもなんだか手立てのうちようがなくてつらいんですよね…。
オランダ人のだんなさま、日本で生活できるくらいの日本好きなんてすごいー!
うちのH氏は南イタリアで毎日美味しいもの三昧で過ごした帰りの飛行機で、「あー早く本当の食事がしたい…Spejlepølsemad(デンマークサラミの載った黒パン)とか…」と言って、最後尾の席まで届くぐらい私をドン引きさせましたからね…。
Makikoさん*
ただいまですー!本当に気が向いたときにしか更新してなくて、しかも今年の頭に空き巣に私の古いPCを盗まれてしばらくPCもなかったこともあり、本当に久しぶりなのに、こうして温かく迎えていただけて、もーう、とってもうれしいです!
オールボーといえば、この2年間、H氏がオールボー大でMBAをとっていたこともあり、何回か訪れる機会がありました!街中においしい地ビールバーがありましたよね!また飲みにいきたいっす…。