50.08km。50kmを超えるのは1月5日以来。それに次ぐ40km近くを走ったのが2月10日だから、随分と間が空いたことになる。
久しぶりと云うこともあり、帰り道は向かい風の影響もあって最後の10kmはとても疲れた。
情けないことだが、身体がなまってしまっているのがよく分かった。
正月にグウタラした生活を送ったおかげで、体重は1kg強太ったままなのである。
知らず知らずのうちに筋力も衰えたと見えて、帰り道は左足の太ももが痛かった。
脚力には自信があるのに、情けないことこの上ない。老化現象なのかなぁ。そうだとすれば、なおさら情けない。
これは抗う必要がある。
脚力の回復と体重は60kg台まで絞りこまなければならない。
目標体重は2kg減の68kg。
期限は今月中!
道中、相模湾には珍しく白波が押し寄せていて、良い波が立っている辺りにはサーファーが群がっている。
水族館前の片瀬西浜にも大勢いたし、辻堂、茅ヶ崎と進むにつれても結構の人数が波と戯れていた。
月曜日である。結構休みの人が多い曜日なのかねぇ。
しばらく見物してみたが、度胸の良い、上手な連中なのだということがすぐに分かった。随分と沖合まで漕いで行って波を捕まえて戻ってくる。
鎌倉の七里ガ浜あたりだと、波の立たないときには板にまたがって浮いている大勢のサーファーを見るが、ちょっと波が立つと数えるほどに減ってしまう光景とは明らかに違っている。
旧吉田茂邸あたりまで走ってくるつもりだったが、腹が減って大磯漁港に食堂があるのを思い出した。
漁港の食堂である。
外に置かれたメニューを見ると「今週のお勧め」の2番目に「どんこの煮付け定食」と云うのがあり、10食限定と書かれていて、つられて入った。
今週のお勧めは3つあり、1番目はこれも20食限定の鯛の塩焼き、3番目は忘れた。
そのほかに刺し身盛り合わせとか、港御膳とかの定番らしきメニューが5、6品並んでいる。
まだ午前11時20分過ぎである。入ってみると既に店内には7、8人の客がいる。
隣の席の爺さんは刺し身の盛り合わせを300mlの日本酒と一緒に味わっている。
丸みを帯びた瓶に触手が動きかけたが、さすがに自転車だったので止めておいた。
トイレから戻ってくると、定食は運ばれてきていた。
「でかい!」思わず声が出そうであった。
濃い茶色をした「どんこ」は25cmはある。皿にドーンと乗っかっている。ブリの刺し身3切れ、イカの煮付け、茎ワカメ、タクアン、すまし汁とご飯がついて1800円。
昼飯にしては些か高いが、しょうがない。
煮汁は濃い目のものを予想していたが上品な薄味で好みである。
どんこの身は真っ白で淡泊。薄味の煮汁に絡めて食べると美味しい。丸みを帯びた瓶の中身の液体が恋しいが、残念である。
腹に臓物が詰まっていて、やけに大きな肝のようなものが覗いている。
聞けばたしかに肝であるという。この肝がまたオツであった。丸みを帯びた瓶の… つくづく残念であった。
珍しく白波が押し寄せる茅ヶ崎の海岸
ドーンと身を横たえる「どんこ」
ほっぺにある身も肝も全部きれいに食べました
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