ついでに、天理市からちょっと南に下った桜井市の南にある多武峰の談山神社から明日香の石舞台まで山道を歩いて下ってみよう。
そして明日香三山を眺めながら飛鳥の地をくまなく歩いてこよう。唐招提寺から薬師寺、そして法起寺から法隆寺に続く川沿いの道をまた歩いてみたい。
そう思い立って、インターネットを使ってばたばたと宿探しを始めたら、宿が無い!
何と言うことでしょう!!
宿と言っても1泊5、6000円程度でWiFiが使えるシングルの部屋を探したのである。
出来れば3連泊をと思ったのだが、今週は全滅。まったく空きがない。
蕪村の展示は終わってしまうが、来週も似たようなもので、連泊しないでホテルを渡り歩けばどうにか1室だけは確保できそうだったが、それでも12日の金曜日がだめなんである。
いったいどういうことなんだ! そう思わずにいられない。
晩秋の奈良を旅しようという人たちが案外多いのだろうか。
試しに大阪市内の同様ホテルを探してみたが、駅に近い交通の便の良いところのホテルは軒並み×。
こちらは、USJ人気で遊びに出かける人々が泊まるんだろうと推測したが、世の中、人は動いているんですなぁ。
株式上場された郵政株に人は群がるし…
思いついたコースは今から48年前の3月初旬、高校の卒業式を終えて憧れの奈良に1人旅立ったときのルートである。
当時はユースホステルなんてものも健在で、シーツを持参するというのがルールでちょっと面倒だったが、安く泊まれるのは何よりだったのである。
未だ春浅き大和路の、この時の思い出は尽きないが、その再現を狙ったのである。
現役時代にはちょくちょく思い出し、再訪を夢見てきたが、実際にはそんな余裕はなかったのである。
今回は妻が娘の出産の手伝いに行きっぱなしなので、気軽な独り身である。蕪村にも魅かれ、実に48年ぶりの再訪と言うことになるはずだったのだ。
認識が甘かった。もっと早くから計画を建てておくべきだったのか。
されば計画を立てるにしても、48年前と同様、春にするかそれとも深まりゆく秋か。そこは思案のしどころである。
ところで、最近見かけないようだが、というかテレビもあまり見ないが、JR東海のコマーシャルに「そうだ京都へ行こう!」というのがあった。
見ていると、思わずこちらも腰を浮かしそうになるほど、その気にさせるコマーシャルだった。
思うにこれは「思い立ってすぐ新幹線に飛び乗って出かける」イメージなのである。
しかし、誘われてその気になっても、そんなことが不可能なことに、今さらながら気づいた次第である。第一、人気の京都だぜ。
思い立ったらすぐに計画を立てましょうね、というコマーシャルだったのである。
何と言うことでしょう!! そうだったのか!!
かくなる上は目的地を変更してどこかほっつき歩いてくるか。あくまで無計画を貫いて…
見よ、この青の世界を! 3枚目は午後の青。
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