大型台風が接近しているため、バラの被害を最小限に食い止めるための作業を手伝ってきた。
真夏だというのにどの株もよく咲いている。しかし、台風の強風は容赦しない。重たい花が付いている枝は折れやすいうえ、枝の1、2本なら我慢できるところを、花をたくさんつけたままだと幹ごとポッキリ折ってしまいかねない。そんなことになれば致命傷。10、11月の秋バラシーズンはおろか、来年の初夏にまで影響を及ぼしかねない。
もったいないし、忍びない思いもあるのだが、咲いている花はもちろん、伸びすぎた枝をばっさばっさと切ってきた。昨日は4人のガーデナーのうち1人が休み、2人が外注の仕事で不在。残ったガーデナーとたった2人の作業だったため、1600本のバラのケアはとても終わらず、作業は持ち越し。
しかし、作業して驚いた。幸い薬剤散布をこまめにしているため、黒点病やうどんこ病の被害は出ていないが、コガネムシの食害が目立つ。葉っぱはもちろん蕾も喰い荒すので大敵である。
薬剤で退治するのは地中にいる幼虫時代なら一定の効果はあるが、成虫は難しい。見つけたら補殺するしかない。カブトムシやクワガタのように子供に人気の昆虫ならちびっ子たちに無料開放して捕まえてもらう手もあるんだが…。
しかし、炎天下の作業は暑うございました。長ズボンに長袖、手袋、帽子…。お百姓さんの苦労の一端がわかったような。しかも茂みに分け入ると蚊が寄ってきてそれはうっとおしいこと。
そしてふと見上げれば、いつの間にやら秋の雲が…。立秋、その日にお出ましでございました。なんか寂しい。
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