同時にわがガーデンも“第二会場”のひとつとして組み入れられることも内定した。
これは実に快挙と言ってよい。
都市緑化の一大イベントのお手伝いが出来ることの喜びき加えて、河合を中心にした庭づくりの成果が認められた結果であり、素直にうれしい。
わがガーデンが全国的にも知られるきっかけにもなるだろうし、フェアをきっかけに改めて大勢の人が来てくれるなら、更に知名度も増し、横浜の名所に成長して行く大きなきっかけにもなり得るのである。
河合自身も大いに喜んでいて、昨晩は運営会議の後イワシ料理屋に繰り出し、暑気払いを兼ねて痛飲してしまった。
今後は大急ぎで整備計画の詰や予算策定に取り掛からなくてはならない。
7月も終わろうとしているが、さすがに昨今の夏の暑さはこたえると見えて客足はぱたっと落ち込んで、1日30人から50人程度である。
最盛期には及ぶべくもないのだが、バラはぎらつく太陽の光をはねつけるように2番花以降の花を随分と咲かせている。
もっとも、余りの暑さ、陽射しの強さからだろうか、花びらが焼け焦げたようにちじれたりしている部分もあって、日陰に入ることもできないバラたちは大変だろう。
それでも健気に花をつけているのだから、たくましいと言えばたくましい。
暑さにめげずに来てくれるお客さんは、本当に花の好きな人や木陰のベンチで自分の家の庭にでもいるかのように、じっと風の匂いや植物の発散する香りを楽しんでいる人々のようである。
なかなか気の効いた利用方法だと感心する。
このほか写真を撮るのが目的の人、おしゃべりに花を咲かせるおばちゃんたちである。風の通る自然の趣のある庭でおしゃべりをしようという、その姿勢もなかなか良いではないか。
世のおばちゃんたちの中には良いおばちゃんと悪いおばちゃんがいるが、ガーデンに来ているおばちゃんたちは良いおばちゃんたちである。街角やら電車の中などで害毒を流さない良いおばちゃんたちのたまり場になるのなら、歓迎である。
8月下旬になると伸び切った枝を剪定し、10月中旬から11月上旬ころまでの秋バラのシーズンに三度花を咲かせるべく、準備作業に入る。
秋バラというのは、初夏からのバラと違って、ゆっくりゆっくり蕾を育てていくから花自体が大きく、香りも強いというのが特徴である。
従って、秋のバラを好む人も案外多い。
秋バラの良さがまだ広く知れ渡っていないのが残念と言えば残念だが、追々ファンが増えていくことだろうと期待している。
1年の納めの花を惜しみつつ、また翌年の再会を楽しみにしながら、つるべ落としの陽を見送るのも悪くない。
少しでも陰を作り出して涼しさを演出しようとガーデナーたちが知恵を絞ったところ、バラのアーチの下はジャングルのようになってしまった
レディ・エアルーム
セブンス・ヘブン
ファースト・キッス
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