寝ぼけ眼で、うん? と思ったが、その瞬間、大幅に寝過したことを悟った。
普段起きている午前4時は、今頃の季節、真っ暗である。
手探りでベッドから抜け出し、手探りで服を身にまとって、そーっと部屋を出て顔を洗い、パソコンに向かうのである。
前夜はいつもと同じようにワインを飲み、しばらくパソコンに向かっていたが、その時に小さなグラスにウイスキーを1杯だけ、ストレートで舐めただけで、深酒したとはとても言えない。
強い運動をしたわけでもない。
どういうわけで、こんなに寝坊したのか見当もつかない。
これでは春眠暁を覚えず、ではないか。
まったく時期外れである。
こんなこともあるのだなぁ。
さて、わが鎌倉市がまたやってくれた。
わが家にごく近い道路に植えられているイチョウの街路樹の枝がごっそり払われているのだ。
何ということを!
今、一部の木で黄色く色づき始めたところなのだ。
これから12月上旬にかけて最盛期を迎えるのである。
比較的暖かい海沿いの街にも関わらず、毎年、ここのイチョウは案外きれいに色づき、通る人々の目を楽しませてくれているんである。
しかるに、これからが最盛期を迎えるという矢先に、よりによって丸裸にしてしまうとは、開いた口が塞がらない。
こうした街路樹の管理は業者に委ねられているとはいえ、せん定の時期を指示するのは役所のはずである。
「あらかた葉が散ってから」という指示が出せなかったものか。
画一的に、なんの配慮も考慮もないまま、業者に指示しているとしか思えない。
うっそうとした木々に覆われた自然公園が近所に2か所あって、それは保存樹林にもなっていて、なかなか貴重で、素晴らしい存在になっているのだが、こうした公園に門扉が造られ、今時分の季節なら午後4時くらいから翌朝午前7時ころまで、鍵をかけてしまうのである。
夏場だって似たようなもので、30分程度繰り上げ、繰り下げられるだけである。
特に7時ころまで明るい夏場はその締め出し加減が際立っているのだ。
こうした政策をとっているのは何故なのか。どういうことであるのか、意味がさっぱり分からない。
いったいだれのための公園であるのか。誰のための残された自然なのか。
こういう無神経な事を平気でやってくるのが、年間2300万人を超す観光客を集める「観光都市カマクラ」の真の姿なのである。
“武家の古都”を世界遺産に、と官民挙げて血眼になっているが、「こういう街なんですよ鎌倉は」とユネスコにチクッてやろうと思っている。
そうでもしなければ腹の虫が治まらん。
ったく、バカタレめが!
昼休みなのか、作業員の手は止まっているが、こうして色づき始めたイチョウ並木のイチョウは、ばっさばっさと枝を払われ、丸坊主になって行ったとサ
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