ぴったり28人づつに分かれ、姫は3組に。担任は若い女の先生。
教室や式場の体育館でも、姫は特段緊張しているようには見えず、先生の言うことをじっと聞いている風であった。
落ち着いて見えた。
これで甘やかされた幼児期とはお別れで、これからは何かにつけて他と比較され、望まなくとも競わされる厳しい社会、荒波が待ち受けている。
前途は洋々としており、まずは大学卒業までの16年間、悔いのないように楽しく、そして一生懸命な学生生活を送って欲しいものだ。
恋もするだろうし、ケンカもするだろうし、悔しいこと、悲しいことにも遭遇するはずである。
様々に経験してもらいたいものである。
特に本はたくさん読んでもらいたい。
そのためには何より、平和で豊かな暮らしが続かなければならない。
祖父としては、そのことに一層の注意を払っていきたい。
気付いた時には抵抗も後戻りもできない、というのがこれまでの歴史であったが、そういう血と涙の教訓に学んでいかなければならない。
孫たちのために手をこまぬくわけにはいかない。
頑固でもいい、偏屈でもいい、一徹なジジイになってやる。
ところで、耳にはしていたが、これほどまでとは思わなかった。ほとんどが両親揃ってきているのである。
仕事を休み、あるいはやりくりしてハレの日を迎えているのだろう。時代の変化を痛切に感じた。認識不足だったのかもしれないが…
祖父母同伴は数組である。
むしろ、こちらの方が意外だった。
もう少しいるのかと思ったが、大方のジジババは遠慮気味なのか。
当方のジジババはちゃっかり記念写真にまで収まってきたんである。
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